お膳立て師のかしわでです!
ことばには現実を変えてしまうすごい力が備わっていると、私は本氣で思っています。
このページでは厳選した123個の名言・格言の紹介と解説をしております。
このページの中から、今のあなたにぴったりのことばが見つかり、勇氣がもらえたり、一歩進める自分になれたとしたら、本当に嬉しく思います。
このサイトで紹介することばが、書籍になりました!何でも鑑定団鑑定士の北原照久さんに推薦いただいております!応援してくださると嬉しいです!
- 体は食べたものでつくられる。心は聞いたことばでつくられる。未来は話したことばでつくられる
- 人生は出会いだよ
- 運がいい人は運がいいことをしている
- いいことばを知れば、間違いなく人生は良くなる
- ツイてるチャンネルにあわせる
- 人の陰口は言わない。言うなら陰ほめ
- 100の苦しみがあれば、101の喜びがある
- つまらないものですが、と言ってものを渡さないほうがいい
- 健康の人は病氣になる心配があるが、病氣の人は健康になる希望がある
- 自分の誕生日は母へ感謝をする日
- ことばはその人の履歴書である
- いいことがないんじゃない。いいことばを使っていないだけ
- ツイている人とは、ツイてると言っている人である
- 良いことばは心の医者でもある
- 優しいことばは、たとえ簡単なことばでも、ずっとずっと心にこだまする
- 心で思っていることは顔に出る。顔にでると口に出る
- ことばは刃物である
- こえ(声)はこえ(呼・得)
- いせ(伊勢)はいもおせ(妹背)
- 人は一生のうちに会う人に必ず会える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に
- 運は一瞬。縁は一生
- 最高の出会いとは、習慣が変わる出会いである
- 人間は、怒ったり争ったりするために生まれてきたんじゃない
- 夢を見るから人生は輝く
- 一人で見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる
- すばらしい夢を見て、それを行動に移せ
- 僕の大きな願いの一つは、ただシンプルに、世界を幸せに、そして平和にすることなんだ
- 「叶」えるは口偏に十と書く
- 心がすべてである。あなたの考えたとおりになる
- 念ずれば花開く
- 喜べば、喜びごとが、喜んで、喜び連れて、喜びに来る
- 人は欲しいものを引き寄せるのではなく、同じものを引き寄せる
- エネルギー危機は幻。わたしたちがエネルギー源だ
- すべてはエネルギーだよ
- 人を信じよ、しかしその百倍も自分を信じよ
- 飛べるかどうかと疑った瞬間に、永遠に飛べなくなるんだ
- 運がいい人も運が悪い人もいない。運がいいと思う人と運が悪いと思う人がいるだけ
- 〜と思った自分を、受け入れ、認め、許し、愛してます。
- すべては許すことから始まる。なぜなら、世界を癒すためには、まず自分自身を癒さなければならないから
- 今日はいい日だ
- 感謝は人の心を開き、運命を開く
- やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ
- かわいくば、5つ教えて、3つほめ、2つしかって良き人となせ
- 金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流
- 一冊の本に人生を丸ごと変えてしまう力があることを、みんな理解していない
- 「恥」は耳に心と書く
- 欠点を見ないで、長所をみる
- 欠点は、「欠」かすことのできない「点」と書く
- 人は長所で尊敬され、短所で愛される
- やさしさ、思いやり、人の痛みを知る
- おごらず、人と比べず、面白がって、平氣に生きればいい
- 道は自分の後にできる
- お天道様は見ている
- あなたが産まれたとき、あなたは泣いて、周りの人は笑っていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑い、周りの人々は泣いているような人生を送りなさい
- こひしたふわよ
- あなたに足りないのは、根性ではなくごほうび
- 楽しむのではななく、面白がるのよ
- 「できる」ことが増えるより、「楽しめる」ことが増えることがいい人生
- 長生きの秘訣は、神様仏様お天道様に感謝
- 感謝が感謝を生み、不平が不平をよぶとは正に真理だ
- 感謝する理由がわからないのなら、間違いはきみの中にある
- 「ありがとう」を言えた自分を褒めよう
- 人の悪口を言うのは、暇な証拠
- どうして自分を責めるのですか?必要な時に他人が必ず責めてくれるんだからいいじゃないですか
- 幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ
- 笑いは人間が持つ唯一の武器だ
- 微笑みにまさる化粧なし
- 薬を10錠飲むよりも、心から笑った方が、ずっと効果があるはず
- 「愛」は「心」を「受け入れる」と書く
- 愛とは想像力です
- 大切なものはね、目に見えないんだよ。目では見えない、心で探さないと
- 必要なのは知識ではなく思いやりである
- 愛の反対は無関心
- 幸福とは、あなたが考えることと、あなたが言うことと、あなたがすることの、調和がとれている状態のことだ
- 迷わず行けよ、行けばわかるさ
- 絶対は絶対にない
- 心配しても始まらないことは、心配しないほうがいい
- 反省する必要なんてない
- たいして誰も氣にしてないゾ
- 1年後には同じことで悩んでいない
- 不便が不幸とは限らない
- 努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る
- 陽氣になる秘訣は、明日はきっと良くなると思いこんで暮らすことです
- 蒔かぬ種は生えぬ
- 幸福の果実は、感謝の畑に実る
- 凧は風に向いているときに一番高く上がる
- 大難を小難に。小難を無難に
- 神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけ
- 人生の大きな目的は知識ではなく、行動である
- あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どっちにしたって批判されるから
- 満点は星空だけでいい
- 良い師匠は3年かかっても探せ
- 努力は必ず報われる。もし報われない努力があるならば、それはまだ努力と呼べない
- 夜明け前が一番暗い
- 本物は続く。続けると本物になる
- 他人と比較しない。過去の自分と比較して毎日自己新記録を更新しよう
- 型があるからかたやぶり、型がなければかたなし
- 微差が大差
- 人間とは、どんなことにでもすぐに慣れる動物
- 自分のコントロールできることに集中するだけ
- 常に必ず良い結果を約束してくれるものは、「健全な態度」です
- 人間の最大の罪は不機嫌である
- 人を幸せにすることに引退はない
- 正しいは一度止まると書く
- 知らないことは罪であり、知ろうとしないことはさらに深い罪である
- 利他の心を判断基準にする
- 自利とは他利を言う
- 道徳なき経済は罪悪。経済なき道徳は寝言
- 世直しは余直し
- 幸せな人は意地悪しない
- リーダーとは希望を配る人のことだ
- 「損得」よりも「尊徳」を基準にする
- 「得」するではなく、「徳」を積む
- おもてなしは表裏なし
- 人の為は偽と書く
- 物を大事にすると、物がそれに応えてくれる
- 俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの
- 片手だけでは拍手はできない
- 朝という字は、十月十日が組み合わさっている
- 今は、人間の都合のいいものだけが自然だと思われています
- 自然は祖先から譲り受けたものではなく、子孫から借りているのだ
- 過去はすでに起きた未来、未来はこれから起こる過去
- 13歳までに民族の神話を学ばなかった民族は滅びる
体は食べたものでつくられる。心は聞いたことばでつくられる。未来は話したことばでつくられる
北原照久さんのことばです。
人に言っていることばは、人に言っているようにみえて、
実は自分が一番聞いています。
脳は相手に対して言ったことばなのか、自分に対して言ったことばなのか
判別できないそうです。
だから、人に対してマイナスなことばを発すると、
脳は区別できず、自分が、マイナスなことを言われたと思い、潜在意識に刻んでいきます。
潜在意識にマイナスなものが多いと、
無意識にマイナスなことを選択してしまい、運が悪くなります。
逆に、プラスなものが多いと、
無意識にプラスに目を向けて選択するようになり、運がよくなります。
だから、ことばには力があると言われるのだと思います。
自分のことばを変えるだけで、自分の心が変わり、周りも変えていく力がありますね。
いいことばの交換はエネルギーになります。
これからも、前向きになれることばの発信をライフワークにして、
それが誰かの心に響き、お役に立てたら嬉しいな、と思います。
人生は出会いだよ
北原照久さんのことばです。
人との出会い、出来事との出会い、本との出会い。
人には人生を変えてくれる出会いがたくさんあります。
私たちは、出会いによって大きく飛躍できます。
大切なのは、その出会いに氣がつくことができるかどうかですね。
私は、社会に出ていろんな人に出会い、
いろんな土地に行っていろんな経験と出会いました。
妻とも出会い、メンターと出会い、パワーパートナーとも出会い
出会いがどんどん広がっていって、ほんとうに嬉しい氣持ちでいっぱいで、
感謝の氣持ちもいっぱいです。
人は、一生のうちに会うべき人には、必ず会える。
しかも一瞬も早すぎず、一瞬遅すぎない時に。
出会いは、必然ですね。
運がいい人は運がいいことをしている
北原照久さんのことばです。
「運」は運ぶと書きます。
つまり、運は持っているだけではよくなくて、運んで動かすことが大切だということですね。
動きがないと、水も腐ってしまいます。
お金も溜め込むのではなく、通過(通貨)させたほうが自分に返ってくると言います。
血液も循環しないと、体が腐ってしまいますね。
いい思い込みをする
いいことばを使う、
いい人と出会って一緒に時間を過ごす。
運のいい人は、運がいい習慣を持っていますから、真似をするところからスタートしたいですね。
いいことばを知れば、間違いなく人生は良くなる
北原照久さんのことばです。
人の思いやことばはとても強いエネルギーを持っています。
万葉集で柿本人麻呂や山上憶良が「言霊の幸はふ国」と詠み、
日本は言霊が幸せをもたらす国と表現しています。
また、日本語は言ったことばが現実化しやすいことばと言われており、
ことばのエネルギーが世界一パワフルです。
思いやことばは波動となって、伝わります。
嫌なことばを聞くと、なんとなく嫌な氣持ちになるのは、
嫌なことばの波動が伝わってくるから。
この波動の法則は、同じもの同士が引き合います。
良いことばをうまく使っていると、よい行いやよい出来事が引き寄せられます。
私もいいことばの発信をしはじめてから、
運がとてもよくなった氣がします。
いい言(こと)は、いい事(こと)を引き寄せますね。
ツイてるチャンネルにあわせる
北原照久さんのことばです。
テレビで見たい番組があるときは、その局のリモコンのボタンを押して
チャンネルを合わせます。
例えば、8チャンネルを見たければ、
8チャンネルのボタンを押すと
リモコンから8チャンネルの周波数が出て、
テレビがその周波数に合わせて番組を写してくれます。
ラジオも、エフエム802を聞きたければ、
802の周波数に合わせると、その局の放送が聞こえてきます。
ツイている出来事を見たければ、
ツイているチャンネルに合わせてボタンを押せばいいだけなのです。
テレビのリモコンのボタンにあたるものが、「いいことば 」です。
いいことばを発信すると、そのリモコンの周波数にあわせて、いい出来事を投影してくれます。
悪いことばの周波数は、悪い出来事を投影するようです。
いいことばは、テレビのリモコンのようなもの。
いいことばを発信して、いいことを映像に写しましょうね。
人の陰口は言わない。言うなら陰ほめ
北原照久さんのことばです。
いいことば、ほめる人は、運が絶対に良くなります。
わるいことば、人の不平不満を言う人は、運が悪くなります。
アメリカの研究で、
人は20歳までに、平均で14万8000回もネガティブなことばを聞く、
というデータがあります。
そのネガティブなことばが、無意識の潜在意識に刷り込まれて、
それが、将来に希望を持てない、悲観的な人が増えている原因に
なっているのです。
一方で、その人に会うと、運が良くなるような波動が高い人がいます。
もちろん、その人のエネルギーに触れて
良い影響を受けていることがあるかもしれません。
運がいい人は、間違いなくほめ上手です。
実際に、日常的にほめている場面をみることで、
自分もこういう話をすればいいんだと理解し、実行して習慣になり、
それで人間関係も良くなるから運がよくなるんだろうな、
と思います。
心理学的にも、
直接にほめられるより、間接的にほめられたほうが嬉しいというデータもあります。
陰ほめは、相手の喜びを倍増させ、運もアップさせる潤滑油ですね。
100の苦しみがあれば、101の喜びがある
北原照久さんのことばです。
夢を叶えるには、
「楽しそうに情熱的に語ることが大切だよ」、
と北原さんは教えてくれました。
コレクションを集めるときは、
お金も場所もかかるので苦しみがあるけど、
手元にきた時は、その苦しみを上回る嬉しさがあるそうです。
つらいことと、嬉しいことは紙一重。
100の苦しみがあれば、101の喜びがあると思えたら、頑張れます。
苦しそうにやってても、誰も味方をしてくれません。
楽しそうにやってるから、
「なんか楽しそうだね」って、
神さまも味方をして応援してくれるのでしょうね。
つまらないものですが、と言ってものを渡さないほうがいい
北原照久さんのことばです。
お中元やお歳暮の季節。
お世話になっている人に何かを贈ったり、贈られたりしますね。
その時に、
「つまらないものですが」とへりくだって、贈り物を渡します。
謙虚なのは大切ですが、
せっかくの贈り物ですから、
「いいものなんですよ」と言って渡したほうが
相手も氣持ちがいいですよね。
「たしか、素麺を夏によく食べると聞いたので、美味しい三輪そうめんをお贈りしますね!」
と言ったほうが、相手も素直に喜んでもらえそうです。ー
喜びは喜びを伝染させ、
悲しみは悲しみを伝染させます。
せっかくですから、喜びの輪を拡げていきたいですよね。
健康の人は病氣になる心配があるが、病氣の人は健康になる希望がある
北原照久さんのことばです。
北原さんは、誰かが病氣になったという話を聞くと、
その人にのところに行って、このことばをプレゼントするそうです。
病氣になっているときは、氣持ちが落ちていることが多いです。
そのような時に、
「健康の人は病氣になる心配があるが、病氣の人は健康になる希望がある」
ということばをプレゼントして、
元氣づけているそうです。
普段、健康でいると、そのありがたさを忘れてしまいがちです。
病氣になって初めて、「健康ってありがたいな」、と思えます。
やはり、
たった一言で相手を勇氣づけることができることばって、すばらしいですね。
私も、一言で相手を勇氣づけられることばを増やしていきたいな、
と思います。
自分の誕生日は母へ感謝をする日
北原照久さんのことばです。
誰もが例外なく、
お母さんとお父さんの出会いがあったからこそ自分が生まれてきています。
2人の両親の両親は4人、そのまた両親は8人。
10代さかのぼると、
1024人の命が、繋いできてくれたことになります。
30代さかのぼると、
10億人以上のご先祖様が、私たちの命に関与してくれたことになります。
両親の後ろにはこんなに多数のご先祖様が見守ってくれていることを考えると、両親に感謝をするしかないんだと思います。
北原照久さんは、
「自分の誕生日は母親に感謝をしなさい」、といつも仰っていました。
こういった話を聞くまでは、
誕生日は自分が祝ってもらう日と思っていましたが、
自分が周りに感謝を伝える日なんだと価値観を変えてもらえました。
それ以降は北原さんの真似をし、
自分の誕生日には毎年、母親へプレゼントを贈るようにしています。
母親がもう亡くなっている方は、お墓参りや天に向かって感謝をするだけでもいいみたいですよ。
間違いなく、運が良くなります。
実際、僕はそれをやり始めてから格段に運がよくなりました。
誕生日は、自分が親に感謝を伝える日にしたいですね。
ことばはその人の履歴書である
井上裕之さんのことばです。
最初は敬語で話をしていても、
ふとプライベートの話や想定外の話になった時に、
普段使っていることばがポロっと出ることってありますよね。
氣が緩んだ時こそ、
相手がどんな人なのかわかるチャンスであり、
自分の素顔が出てしまう場面でもあります。
15年くらい前、私が始めて東京に転勤になったときの話です。
出身が大阪なので、バリバリの大阪弁で普段の会話を職場でしていました。
すると、職場の人に
「なぜ、いつもそんな怒っているんですか?」
と言われたことがありました。
「あ、自分では普通でも相手には普通でないことば使いなんだな」と反省し、
それからは徹底的にことば使いを修正しました。
誰にでも年齢男女関係なく、
ていねいで柔らかいことばを使いました。
おかげで、だいぶことば遣いはやわらかくなったかなと思います。
普段使っていることばは、なかなか隠すことができません。
その人の使うことば、名刺よりも簡単に、相手を知ることができ、自分を知られるツールでもあります。
ことばは、その人をあらわす履歴書のようですね。
いいことがないんじゃない。いいことばを使っていないだけ
ひすいこたろうさんのことばです。
お医者さまが、声かけの実験をしたそうです。
「今日は顔色悪いですね」と声をかけると、健康だった人が病氣になってしまい、
「今日は顔色いいね」と病氣の人に声をかけると、どんどん健康になったそうです。
つまりは、人はことばで幸せになれるということ。
脳は、ある現象が起きた時に、合理的な理由を探そうとします。
「ありがとう」とつぶやくと、ありがとうの理由を見つけようと検索機能が働き出します。
ことばは、幸せの理由を探す検索エンジンです。
意味も感情がなくても、「ありがとう」「ありがとう」とブツブツ呟くだけで、
脳がありがとうと思える理由を探しだそうとします。
とりあえず、ありがとうを口癖にしましょうね。
ツイている人とは、ツイてると言っている人である
斎藤一人さんのことばです。
実を言うと、運命には善し悪しはないそうです。
あるのは、過去の出来事に対しての捉え方が違うだけ。
「私は運が悪かった」と言った瞬間に運が悪くなります。
「私は運が良かった」と言った瞬間に、運が善い人になります。
思いが先、ことばが先だそうです。
結局は、自分が決めます。
ツイていると言った人はツイているし、運が悪いと言った人は運が悪いことになります。
こんなエピソードがあります。
パリから日本への飛行機がトラブルで飛行中に引き返すことになった時のことです。
エコノミークラスのある人は、引き返すことに対して
「どうしてくれるんだ!」
と客室乗務員に憤慨していた人が多かったそうです。
一方、ファーストクラスのある人は、
「ツイているよ、パリに買い忘れをしたものがあったんだ。あなたも大変だけどがんばってね」と言っている人がいたそうです。
同じことが起きても、心のゆとりがあると、こんなに違ってくるのですね。
きっと、心にゆとりが先にあるから、お金などのゆとりが後についてくるんだろうと思います。
良いことばは心の医者でもある
小川宏さんのことばです。
ことばは、火に例えられることがあります。
火は使い方次第では、
人の心を温めることもありますし、
人の心に火傷を負わせることもあります。
それは、お医者様も同じで、
お医者様のことば次第で、
人は病を良くなることもありますし、悪化させることもあります。
ちょっと風邪っぽいな、と思って念のために病院に行って、
「大丈夫ですよ、コロナでもインフルエンザでもありませんね」
と一言あるだけでも、すごく安心できます。
これは、コロナが流行りはじめた一ヶ月後にあった、私の体験です。
少し風邪っぽくなったので、
念のために検査に行ったときに言われたことばです。
結局、薬も飲まず一日寝ただけで治ったのですが、
いいことばを使うお医者様に出会えると、
薬を飲まなくても心身を癒してくれますね。
いいことばは、お医者様でなくても使えます。
普段からいいことばを使って、自分とまわりの心を癒していたいですね。
優しいことばは、たとえ簡単なことばでも、ずっとずっと心にこだまする
マザーテレサのことばです。
簡単な一言でも、言われた側はずっと忘れずに覚えています。
ちょっとした一言でも、誰かが幸せになることができる、
と教えてくれています。
私の体験談です。
自分自身が仕事で落ち込んでいてどうしようもなかった時に、
上司が横を通り過ぎた時にかけてくれた一言。
「大丈夫?」
このことばが、ふうっと私の心を軽くしてくれたことがあります。
自分が優しくかけてもらったことばは、
簡単なことばでも、ずっと心に残り、
「あの時に言ってくれたことばだ」
と心に残りますね。
そして、その感謝の氣持ちがこだまし続けて、
誰かに同じようなことばをかけてあげられるようになるのだと思います。
マザーテレサのことばのように、
いいことばがいろんな人の心にこだまするとよいな、と思います。
心で思っていることは顔に出る。顔にでると口に出る
矢作直樹さんのことばです。
お正月に、美味しいお節料理やお雑煮をいただきます。
それは、
お母さんだったり、奥さんが作ってくれたから食べることができますね。
しかし、いつもどおりにご飯を食べていると、
「いただきます」と言うのを忘れてしまうことがあります。
たとえ、心で「いただきます」と思っても、口に出さないのはよくないことだそうです。
心に思ってることは顔に出る。顔に出ると口に出ます。
つまりは、
心で思っていることは、口に出るものです。
逆に言うと、
口に出ないということは、心ではそう思っていないということです。
いただきますは、受け取るの謙譲語のいただくが変化しもの。
お野菜や食材をいただく、
それを作ってくれた農家さんや自然の栄養をいただく、
作ってくれた人の労力に感謝をすることばが「いただきます」だそうです。
あらためて、
感謝のことばは口に出して言うことがとっても大切だな、と思います。
ことばは刃物である
ことばは、刃物と同じくらい強力なエネルギーを持っています。
道具としてとても役に立つと同時に、
人を傷つける武器になるということを再認識しましょう、ということばです。
フロイトは、
「医者には手術台とメスと薬、この3つが必要である。
ただ、精神分析医にそれらは必要ない。
必要なものはことばである。
精神分析医は、ことばの使い方が全てだ」
と言ったそうです。
私たちは、
ことば一つの使い方によって、
目の前のご機嫌な人を悲しみの淵に落とすことができるし、
暗い氣分の人を一瞬で楽しくすることもできます。
ことばというのは、
数秒で人の心を極端に上下させる8ことができるものですね。
日本はかつて、言霊の幸はふ国と言われました。
ことばの力で、幸せをもたらせる国になっていきたいですね。
こえ(声)はこえ(呼・得)
私たちの日常のなかで大切なのが、挨拶や声かけです。
挨拶は人間関係の潤滑油にもなりますね。
声の「こ」は「呼」で、
呼吸を意味して、息をかける、呼ぶなど、上からいただく、
天からのものが語源です。
声の「え」は「得」で、得る、
受け取るなど、下から受けとるという意味があり、
下から受ける、地からのものが語源です。
つまり、「声」というのは、天のエネルギーと地のエネルギーの間の振動です。
私たちは、お互いにその振動を伝え合っています。
だから、人は動物に声をかけて育てるし、
食物にも声をかけて育てるのですね。
声は「肥え」であり、栄養です。
だから、子供が小さい時から声をかけるといいとか、
赤ちゃんがお腹にいるときから声をかけるのが大切というのでしょうね。
声は言霊。
心が肥えるような、きれいな声をかけていきたいですね。
いせ(伊勢)はいもおせ(妹背)
「いも」は妻、「おせ」は夫のこと。
「いもおせ」が短くなって、「いせ」になったそうです。
私たちのいのちも、昔からずっと続いてきた夫婦がいなければ、
生まれることがありませんでした。
父と母、祖父と祖母とつないできてくれたからです。
私たちにとって、両親がいるところがふるさとです。
伊勢は夫婦にゆかりがある土地だから、こころのふるさとと呼ばれるのかもしれませんね。
私は、伊勢に半年ほど住んでいたことがあります。
それ以来、1年に1回くらいは、伊勢にお参りに来させていただくようになりました。
そのたびごとに、
ふるさとに帰ってきたような氣持になるのは、
伊勢が日本人にとってのこころのふるさとだからなのかもしれませんね。
伊勢の夫婦岩が有名なのも納得です。
人は一生のうちに会う人に必ず会える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に
森信三さんのことばです。
人は、出会う人には必ず出会う。しかもグッドタイミングで。
これは北原照久さんがいつもおっしゃっていることですが、
その出会いに氣付けるかどうかが、とても大切なことですね。
メンターとしたい人と出会って、一途に学びを深めて成熟していく。
一方で、以前はこの人からの学びが最高と思っていたが、
何か他の人にも学べることがあるんじゃないか、と思うことは、
次のステージにいったという成長の証かもしれません。
成熟も成長もどっちも大切な価値観で、必要なものです。
人にとって、最良のタイミングで一番大切で必要な出会いがある。
出会いは偶然でなく必然であるということを表していることばですね。
運は一瞬。縁は一生
島根県の観光ポスターで使われたことばです。
世の中のあらゆることは、縁が繋いでくれます。
人とのご縁、モノとのご縁。
誰と出会うか、誰と一緒にいるかで人生が決まると、
言えると思います。
一方で、運は一瞬です。
ラッキーなことがあっても、持続性がないですね。
ご縁は、その人と一緒にいると、さらにご縁が広がって、
必要な時に必要な人に最適なタイミングで出会えます。
私のこの数年は、特に最適なタイミングで、ご縁がどんどん広がっているのを感じています。
先日、とあるセミナーに行った時のことです。
そのセミナー解散後、
近くに買い物しようと目的の店に行くと、店休日でした。
「今日は買わないほうがいい」ということだな、
と思いながら駅まで歩いていると、
偶然そのセミナーの講師の方とばったり会い、
そのまま二人でお茶をする、という流れになりました。
セミナーでは聞けないような話を、じっくり聞くことができました。
そして、その講師の方との親近度も上がり、
その後のお付き合いが続いていったのは言うまでもありません。
ほんとうにビックリです。
必要なご縁というのは、こうやって広がるのですね。
最高の出会いとは、習慣が変わる出会いである
高橋敏浩さんのことばです。
人は、出会いによって、人生が変わる時があります。
それは、外見や内面、生き方、すべてに影響を与えてくれます。
人との出会い、出来事との出会い、ことばとの出会い。
人を大きく変えてくれる出会いは、人生に数回ありますが、
自分の習慣を変えてくれる出会いは、本当に大切だと思います。
あの人に出会って人生が変わった、というのは、
その人の影響で習慣が変わったということだと思います。
私は、メンターと出会い、
お酒を飲む習慣がなくなり、
健康な身体を維持できるようになりました。
出来事や、ことばも、
一瞬でその人の習慣を変えてくれる力があると、私は思います。
今の自分の人生は、過去の価値観や習慣から作られています。
特に、習慣の力は強力で、私たちの人生に強い影響を与えます。
暴飲暴食が習慣の人は、肥満になり体調を崩します。
早寝早起きの習慣を持ってる人と、いつも夜更かししている習慣の人では、どちらが健康でいられるか。
一目瞭然ですね。
習慣を変えてくれるほどの出会いは、本当に感謝しないといけませんね。
人間は、怒ったり争ったりするために生まれてきたんじゃない
中村天風さんのことばです。
人生百年時代と言われますが、
地球の歴史に比べたら、とっても短い期間です。
人生で出会える人は、3万人、世界人口の24万分の1。
職場や学校、近所の人が3千人、240万分の1。
親しく会話する人が300人、2400万分の1。
友人と呼べる人が30人、2億4000万分の1。
親友と呼べる人が3人、24億分の1。
その人生で出会った貴重な人に、
「私は、あなたに怒ったり、あなたと争ったりするために生まれてきたんだ」
と言う人がいるでしょうか。
「怒りそうになったら、笑ってしまえ」
と天風さんは言います。
怒りながら笑うことができる人はいません。
笑うというのは、人だけに与えられた特別な能力ですから、
そういう習慣をつければ、いいということですね。
夢を見るから人生は輝く
モーツァルトのことばです。
天才作曲家と言われるモーツァルトですが、
実は容姿についてはいい表現をされている記録が少なく、
自分の容姿にコンプレックスを持っていたといわれています。
だからこそ、
彼は評価されるような人物になろうとしたのだと考えられています。
自分の好きだった音楽に可能性を感じ、
夢のために生きて、夢のためにがんばることができ、
後に高く評価されるまでになった、と言えますね。
夢を持っているほうが、わくわくして楽しい氣持ちで行動できます。
新月から始めたことは願いが叶いやすいといわれます。
月に一回はやってくる新月の日をきっかけに、
自分の願い事を毎月してみるのも、楽しいかもしれません。
夢を持って、情熱的に語り合って、動き始めるのもいいですね。
一人で見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる
ジョンレノンのことばです。
世界平和を願って活動していた、ジョンレノンとオノヨーコが
夫婦で活動していくなかで出てきたことばです。
一人で活動していて孤独だったジョンレノンは、
オノヨーコと出会って、
元氣をもらい、活動を広げることができました。
夢を叶えるは、口偏に十と書きます。
だから、口から十回言わないと叶わない。
夢を100人に語れば、99人は「できない」と言われ、
1人は「できるよ」と応援してくれる人が出てくる。
夢を叶えるコツは、
情熱的に夢をたくさんの人に語り応援してくれる人を増やすこと、
と北原照久さんも教えてくれました。
情熱的に語って、一緒に夢を見てくれる人を増やし、
応援してくれる人を増やしていく。
これが、夢を現実にするコツなのですね。
すばらしい夢を見て、それを行動に移せ
ネイティブアメリカンのことばです。
自分の未来は、自分の心の状態によって変えることができる
ということばです。
結果を得るためには、行動がとっても大事。
しかし、行動の前にどのような心の状態で行動するのかが、
もっと大事だそうです。
頑張っているのにうまくいかないのは、
心の状態がマイナスのまま行動しているから、
プラスの結果に転じないのです。
未来を生み出す方程式は
「あなたの今の心の状態」×「行動」=「未来」
です。
どのような心の状態で、行動するかが大切ということですね。
ネガティブな思考の状態で行動すれば、ネガティブな未来があらわれます。
ポジティブな思考でも、行動がゼロであれば、結果は生まれませんね。
つまり、
ワクワクの夢を見た状態で、行動すれば、いい結果が出るということですね。
僕の大きな願いの一つは、ただシンプルに、世界を幸せに、そして平和にすることなんだ
マイケルジャクソンのことばです。
マイケルは世界中に学校を建設したいという思いから、
勢力的に活動をしていたそうです。
マイケルの強い思いは、インタビューの答えにも表れています。
1987年に行われた初の単独世界ツアーの時、
東京のホテルでロングインタビューに応じました。
インタビューの最後の質問で
「もしひとつ願いが叶うなら?」
という質問に対してマイケルが答えたのが
このことばです。
僕の大きな願いの一つはただシンプルに、世界を幸せに、そして平和にすることなんだ。
シンプルなことをやり続けたマイケルだから、
今でも世界中に愛されているのでしょうね。
「叶」えるは口偏に十と書く
口に出すと、叶えたいことは実現できるということばです
何か夢を実現するには、一人でできることは少ないですね。
必ず、協力者が必要になります。
10人に夢を語ったら、「そんなの無理だよ」と10人中9人は言うかもしれません。
世の中には、ドリームキラーと言われる人がたくさんいます。
しかし、10人中1人は協力してくれる人がいます。
10%の確率だったら、100人に話をすれば10人。
1000人に話をすれば、100人の協力者が出てきますね。
また、神社にお参りに行ったときには、口の前で手を合わせてお祈りをしますよね。
その姿は、口(水平の線)と手のひら(垂直の線)で「十」の文字を作っています。
口と手で十を作って祈る。その姿を漢字で表したのが「叶」です。
「いのる」は「意」が「のる」が語源です。
何回も口にだして「いのる」、
何回も「話をする」ことで叶っていく。
いいことば、いい想いは自分や相手の潜在意識にも刻まれます。
潜在意識が実現のためにナビゲーションをしてくれるのでしょうね。
心がすべてである。あなたの考えたとおりになる
ブッダのことばです。
世の中は思い通りにならない、と思いがちですが、
そうではないよ、
とブッタは言っています。
すべては自分の思い通りの人生になっている。
人はセルフイメージどおりの行動をするので、
自分が不幸だなと思っていると、不幸なことが起きて苦しむし、
自分がツイてるな、と思うとラッキーなことが起きて嬉しい氣持ちでいられます。
ジョセフ・マーフィーも
「あなたの人生は、あなたの心に思い描いた通りになる。
残念ながら、殆どの人は、自分の持てる能力の下のレベルで満足してしまっているのが現実です」と言っています。
前向きなことばを使って、潜在意識に落とし込み、そのとおりの現実を引き寄せる自分でありたいですね。
念ずれば花開く
坂村真民さんのことばです。
「念ずる」は、いつも心に思うこと。
種を蒔いてから咲くまで一つの思いを心にとどめていると
花が咲いてくれるいうことばです。
私たちは、神社に行ってお願いごとをします。
このお願い事について、瀬戸龍介さんに教えていただいたお話がありますので、ご紹介しますね。
お願い事、は、アマゾンに注文するようなものだそうです。
お願いをすると、
神さまがお願いごとを叶える、発送の準備をしてくれます。
人によっては、すぐ届く人もいれば、時間のかかる人がいるかもしれません。
いざ、神さまから発送します!
となったときに、
受け取る側のメールアドレスや住所変更がされてしまっていたら、
どうでしょう?
発送しようにも届けることができません。
諦めるというのは、そういうことだそうです。
念じ続けるのは、
このアドレスを変更せず持ち続けて、受け取る準備をしておくということだと思います。
相手に注文をして届けてください、とお願いをしたのに、
こちら側がアドレスを変えてしまったら受けとることはできません。
ですから、お願い(アドレス)を変えずに持ち続けることが大切ですね。
喜べば、喜びごとが、喜んで、喜び連れて、喜びに来る
日本で古くからあるお花見や盆踊りは、
豊作の前祝い(予祝)だと言われています。
満開の桜を豊作の米に見立てるのがお花見、
豊作の前祝で踊るのが盆踊り。
このような風習が生まれたときに、詠まれた歌です。
喜べば喜びごとがやって来る。
思いあたるふしがありますよね。
結婚式に行ったら、次々と他の人の結婚式に呼ばれることが続いたり。
お祝い事って、続く経験はありませんか。
友人を祝福すれば、自分も同じエネルギーを引き寄せて、
自分も祝福されます。
悲しめば悲しみごとが来ないように、
喜ぶことを増やしていきたいですね。
人は欲しいものを引き寄せるのではなく、同じものを引き寄せる
ウェイン・W・ダイアー博士のことばです。
彼は、著書の「ザ・シフト」のなかでこう言っています。
同じものは引き合います。
友達が結婚したことを祝福すると、私たちも同じような状態を引き寄せます。
一緒に喜べば、私たちの喜びのエネルギーに共鳴し、
喜びを引き寄せるようになるからです。
日本人の大好きな桜。
その桜を見る、お花見の起源は、
秋の稲の豊作を願って、事前に前祝いをし、
豊作の現実を引き寄せようとしたことがはじまりです。
春に予祝をして、先に喜び事をし、
秋に豊作が実現できれば新嘗祭で感謝をする。
これを伝統的にやってきた日本文化はすごいですね。
最近、暗いニュースが多いですが、こういうときこそ明るく前祝いをして、
喜びの現実を引き寄せしていきたいですね。
エネルギー危機は幻。わたしたちがエネルギー源だ
江本勝さんのことばです。
彼は、世界中の水の結晶の写真集を出したことで有名です。
石油や石炭、ソーラーエネルギーだけがエネルギー源ではなく、
人類ひとりひとりがエネルギー源だと言っています。
アインシュタインの有名な公式があります。
E=mc2
mは質量、cは光の速度と訳されます。
しかし、江本さんは
mはnumber of men(人の数)
cはconsciousness(人の意識)
と置き換えて説明しています。
人々の意識が上がる、人々の意識が集まることで大きなエネルギーになるということです。
たしかに、1人ではできないことも、協力者が集まれば実現できることがたくさんあります。
人が集まることで、大きなエネルギーになり、世の中を動かします。
電氣も水から作られる循環エネルギーが開発されているそうです。
これからは、化石燃料の奪い合いではなく、
良いエネルギーを集め、高めて循環していき、シェアしていける世の中になりますね。
すべてはエネルギーだよ
井上裕之さんのことばです。
誰に会いにいくか、誰と一緒にいるか、というのはとっても大切です。
好きなアーティストのライブに行って、
「エネルギーをもらって元氣になった」
と聞くことがありますが、
それは、そのアーティストに会いに行って、
そのエネルギーを分けてもらったということだと思います。
しかし、そのアーティスト自身のエネルギーがなくなることはありません。
一万人のライブをして、その時ごとに一万人にエネルギーを奪われていたら、
そのアーティストはエネルギーがなくなってしまいますね。
「ろうそくは別のろうそくに火を灯しても、それ自身の明るさを失うことはない」
ということばがあります。
勉強好きの人と一緒にいれば、
そのエネルギーを取り入れて、勉強好きになれます。
その人自身の勉強好きがなくなることはありません。
成功者と一緒にいれば、成功者のエネルギーが自分に入ってきます。
いつも笑顔で前向きなことばを使い、
周りに癒しのエネルギーを与えられる自分でいる。
一灯を万灯に、できる自分でありたいですね。
人を信じよ、しかしその百倍も自分を信じよ
手塚治虫さんのことばです。
時によっては、信じきっていた人々に裏切られることもある。
そんな時、自分自身が強い盾であり、味方であることが、
絶望を克服できる唯一の道なのだ。
これは、手塚治虫さんが実際に絶望を味わった時に
でてきたことばであり、座右の銘だったそうです。
自分の選択に対して、人から非難をされることがあります。
その時に、自分の選んだことをに対して強い氣持ちを持ち、
突き進んでいくことが、その人独自の成功につながるのでしょうね。
飛べるかどうかと疑った瞬間に、永遠に飛べなくなるんだ
ピーターパンのことばです。
目標に向かって行動するときに大切なことは、「自分は達成できる」と思うことです。
自分の自信がぐらつくと、できることもできなる可能性があります。
逆に「自分はできる」と自信があれば、困難なことも達成できるようになりますね。
ユーチューブで「跳び箱」「できるできるできる」で検索してみてください。
自信を無くしそうなときに、よく見る動画です。勇氣をもらえます。
6歳の上村凌くんの跳び箱の動画は感動ですよ。
運がいい人も運が悪い人もいない。運がいいと思う人と運が悪いと思う人がいるだけ
中谷彰宏さんのことばです。
出来事に対して、意味づけと解釈を後からつけているのが人です。
松下幸之助さんも、面接で「自分は運がいいです」と言った人だけを採用したというのは有名なお話です。
他人から見れば、
運が悪いなと思える出来事も、
「私は、運がよかった!」と解釈できる人は幸せであり、
それが運がいいということなのかなと思います。
「あんなに頑張ったのに、こんなことになるなんて」
と捉える人は、失敗ばかりに目がいって、
潜在意識にマイナスなものばかり刻むのかもしれません。
運のよさは、自分の解釈で決められます。
数字ではっきりと測れるものでもないので、
自分はとっても運がいい人と決めつけてしまうほうが、
人生を得できますね。
〜と思った自分を、受け入れ、認め、許し、愛してます。
小玉泰子さんが、宇宙から受け取ったという「まなゆい」という言霊です。
まなゆいは、愛結。
愛と結ばれる、生命と結ばれるという意味です。
何か嫌なことがあったら、その心のつぶやきに
「〜と思った自分を、受け入れ、認め、許し、愛してます」
の4つのことばを、後ろにくっつけます。
ただそれだけです。
それだけで、感情のモヤモヤを晴らしてくれます。
そして、受け入れることで、癒しが起こります。
癒しは受容から生まれます。
人は受け入れてもらうことで、一歩踏み出せるそうです。
「満員電車は嫌だな」と思った自分を受け入れ、許し、愛してます。
ちょっとイラッとしたときも、
まなゆいを使うことで、言霊の力で氣持ちに変化がでてきますね。
すべては許すことから始まる。なぜなら、世界を癒すためには、まず自分自身を癒さなければならないから
マイケルジャクソンのことばです。
「まなゆい」でも、
何か嫌なことがあったら、その心のつぶやきに
「〜と思った自分を、受け入れ、認め、許し、愛してます」の
4つのことばを、後ろにくっつけました。
ホ・オポノポノでも、
「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」と呟きます。
すべてに、許す、という共通のキーワードがありますね。
潜在意識をクリーニングして上手に生きていくには、
許す、というのはとっても大切なことなのだと思います。
キング・オブ・ポップのマイケルも、
許すということが大切だよ、と教えてくれますね。
なんだか、マイケルの、ヒール・ザ・ワールドを聴きたくなってきました。
今日はいい日だ
斎藤一人さんのことばです。
いつもくよくよ考えて悩んでいる人と、
どんなときも
「今日はいい日だ」
と言っている人では、
オーラが違うそうです。
本田宗一郎さんは、海に落ちた時に、
海に落ちて「ツイていない」と言わず、
「死ななかったからツイてる」と言ったそうです。
起きたことは同じでも、どう捉えるかで
前向きな人生に変わりますね。
ことばは言霊。
口から出した言は、事に変わり現実になります。
ちょっとした口癖でも、
毎日口に出していれば、オーラが変わり、
大きく人生は変わっていくのでしょうね。
感謝は人の心を開き、運命を開く
本田健さんのことばです。
いつも幸せそうにいる人には共通点があるそうです。
それは、いつも「感謝」と「ありがとう」と言っている、
ということです。
どんな些細なことでも、
「ありがとうね」ということばをさりげなく、
そして無理なく言っています。
なにかをしてもらったからという義務感でお礼を言うのではなく、
素直に、いつも身の回りに起きる全てのことに感謝しているのだと思います。
人に親切なことをして、
心から「ありがとうございます」と言われると、
なんとも言えない、善い波動を感じます。
そして、人の役に立てた喜びから、また「ありがとう」を聞きたくて
またがんばるのだと思います。
口だけ真似しても、心は伝わります。
心ない「ありがとう」は相手に見抜かれますからうまくいきません。
万象肯定万象感謝ですね。
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ
山本五十六のことばです。
部下を持つ人や、子育て中の人にも人氣があることばですね。
この名言には、続きがあるのをご存知ですか。
話あい、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
人を育てるには、いいところを見つけて任せる勇氣、
相手に対する感謝と信頼が必要ということを教えてくれますね。
かわいくば、5つ教えて、3つほめ、2つしかって良き人となせ
二宮尊徳(金次郎)のことばです。
彼は、人を育てるときの関わり方の割合を
教える:ほめる:しかる=5:3:2
と言っています。
人を教えるときに、褒めると叱るはよく意識されますが、
教えることに一番重点を置いているのが印象的です。
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。
山本五十六の名言にも通じるところがありますね。
日本流の教育は、教えてほめる、が基本だと教えてくれますね。
金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流
野村克也さんのことばです。
彼は、このことばを地でいった人でした。
今でも、プロ野球チームの監督の多くは、
野村克也さんの教え子だそうです。
私もタイガースが好きだったこともあり、
野村克也さんの書籍はよく読みました。
お金も名声もあの世には持っていけません。
閻魔さまは、
「お前はどのように生き、何を残してきたのか?」
と質問をしてくるそうです。
きっと、野村克也さんは
「プロ野球界に人を残してきました」と、
ボヤきながら語るのでしょうね。
一冊の本に人生を丸ごと変えてしまう力があることを、みんな理解していない
マルコムエックスのことばです。
最近は、ネットですぐに調べ物もできますので、
本を読む人が減っています。
私も数年前までは、本をあまり読みませんでした。
しかし、ある一冊に出会い、その著者に出会い、そこからご縁が広がり、考え方もどんどん変わっていきました。
そのなかでも、人の発することばはとても大切と
心底理解できるようになりました。
今では、毎日何かしらの本を読むようにしていますが、
そこでいいことばに出会ったり、
出会ったことのない著者から、素晴らしい知識やエネルギーをいただけたり、
それだけで価値があると思えます。
デカルトも、
「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。」ということばを残してます。
みなさんも、読書を好きになって、
勉強好きになってくれるとうれしいなと思います。
「恥」は耳に心と書く
恥をかくと、とても恥ずかしい思いになります。
しかし、恥をかくことで、
はじめて「心」の「耳」が開き、「心」の「目」が開く。
それが本来の意味だそうです。
たしかに、学校の授業などでみんなの前で問題に正解するよりも、
みんなの前で不正解になった時のほうが、なぜ間違ったのかを深く考え、
次は二度と間違わないように学び直し、間違わないようになります。
うまくいっている時より、「恥」をかいた時にこそ、
成長をさせてくれることが多くあります。
心の耳を開かせてくれた、心の目を開かせてくれたご縁やチャンスに
感謝できる自分でありたいですね。
欠点を見ないで、長所をみる
船井幸雄さんのことばです。
日本一の経営コンサルタントと言われた船井さんは、「欠点を見ないで長所を見ること」が人を育てるコツだとおっしゃっています。
相手の欠点を指摘して、直そうとしてもなかなか伸びません。
指摘されたほうも、辛いだけですね。
一方で、長所だけを見て伸ばしてあげると、すぐに伸びます。
例えば飲食店で、元氣で笑顔が得意な人は、店頭でお客様の応対をしたほうがいいですし、笑顔が苦手でも、コツコツとミスなく作業ができる人がいたとしたら、同じ接客をしてもらうよりも、厨房で料理を作ってもらったほうが活躍してもらえます。
長所を伸ばすうちに、自然と欠点が隠れて消えていくのは不思議ですね。
欠点は、「欠」かすことのできない「点」と書く
才能は、英語で「ギフト」と言います。
ただ、神さまはギフトを「才能」という形で与えてくださるのではなく、
「悩み」「悲しみ」という形で与えてくださるそうです。
悩みがあるからこそ葛藤し、そこに才能が芽生えます。
推理小説家のアガサクリスティーは、
音楽演奏家として英才教育を受け、すばらしい技術を持っていましたが、
あがり症という欠点があったために演奏家としての夢を諦めました。
あるとき、お姉さんとの喧嘩で、
「小説も書けないくせに」と言われて、
売りことばに買いことばで、推理小説を書き、
それが出版されることとなり、ベストセラーとなったそうです。
あがり症、悩みや苦しみ、お姉さんからの暴言。
それがあったらから、才能が芽生えました。
悩みは、神さまからのギフト。
欠点、それは欠かすことができない点のようですよ。
人は長所で尊敬され、短所で愛される
ひすいこたろうさんのことばです。
誰もが、自分の長所を伸ばして、
かっこいい自分でいたいと思います。
自分も、欠点を人に見られるのはいやだな、と思うときがあります。
長所と短所は裏表、陰陽です。
太陽の光が強くなれば、それに照らされた影も濃くなります。
長所が目立つようになれば、その分短所も目立つようになるかもしれません。
短所が目立つのはいやですよね。
しかし、ひすいさんは自分のだめな部分も認めて愛しているそうです。
だめな自分も最高!と認めてあげる。
いいところも、わるいところもワンセットであるのですから、
どっちが出てしまっても認めて肯定をする。
そう考えると、自分の短所、ダメな部分を出すことが苦しくなくなりますね。
やさしさ、思いやり、人の痛みを知る
司馬遼太郎さんのことばです。
北原照久さんも、成人式で新成人にこのことばを贈ったそうです。
ゴミが落ちていたらサッっと拾ったり、
困ってる人がいたら声をかけてみたり、
相手の立場に立って物事を考える。
やさしさ、思いやり、人の痛みを知るのは、人生において、とても大切なこと。
なぜなら、これらの3つはすべて自分にかえってきます。
これらを大切にしていれば、いい出会いに恵まれるし、感動の出来事にも出会えます。
この3つがみんな意識できていれば、
世の中はもっと良くなりますね。
おごらず、人と比べず、面白がって、平氣に生きればいい
樹木希林さんのことばです。
樹木希林さんは、すばらしい演技で数々の賞を受賞された方でした。
テレビのオークション番組で、
売るものがないからと、自分の芸名を競売にかけてみるなど、
生き方も唯一無二の方でしたね。
人と比較せずに、自分自身の人生を面白がる生き方は、
私たちにメッセージを伝えてくれます。
これから未来のある子どもたちにも、伝えていきたいことばですね。
道は自分の後にできる
荻窪白山神社宮司の小俣さんのことばです。
未来を考えるときに、
どの道を選ぶのがいいのか、と悩み、決断をしていきます。
「未来にむけてどの道を選択して進んでいくのかは、あなた次第」と言いますが、道というのは選択して進んでいくものではありません。
未来の道は、自分の前にあるのではなく、自分の通った後にある
ということです。
つまり、道というのは誰かが用意したものや、すすむべき道があるのではありません。
草むらの中を自分が通ったあとに道ができるように、自分が通ったものが道になります。
道とは、倫理道徳のこと。
倫理道徳を踏み、歩んでいく生き方が問われます。
日本には、柔道、剣道など道がつく文化が多くあります。
「礼に始まり、礼に終わる」のが習いで、何を信じるかより、何を行うかを教えてくれています。
戦う前にも後にも礼をして、お互いの礼義を守る。
戦う相手は敵ではなく、同志であり、
戦うことを通じて自らの心を養っていける。
自分の行動の後に、その道ができているということです。
日本人が大切にしている、「道」の文化はすばらしいですね。
お天道様は見ている
いいことをしても、悪いことをしても、人が見ていなくてもお天道さまが見ている。だから、人が見ていなくてもいいことをしましょうね、と小さい頃に教えてもらいませんでしたか。
大人になっても、何か物事を判断するとき、行動を振り返るときには
4つの視点を持つといいと言われます。
それは、自分からの視点、相手からの視点、社会からの視点、神さまからの視点です。
1つ目は自分からの視点。
自分の好き嫌い、直感など、自分の思いや感情で行動していますから、ある意味自分に素直でいることができます。
2つ目は相手からの視点。
目の前にいる人からどう見られるか。
職場であれば、上司や部下、同僚がどう感じるかを考えます。
相手が喜ぶことをして、相手が嫌がることはしないようにします。
3つ目は社会からの視点。
世界中の人からはどう見られるか、法律やモラルに反していないか。
社会に貢献できることをして、法に反することはしないようにします。
最後に忘れてはいけないのが、神さまからの視点です。
この視点があれば、悪いことはできなくなりますね。
他人は誤魔化すことができても、自分や神さまは誤魔化せません。
いつも神様が応援してくれるような行動をしていれば、きっといい結果につながります。
特に4つめの視点、忘れないようにしたいですね。
あなたが産まれたとき、あなたは泣いて、周りの人は笑っていたでしょう。だから、あなたが死ぬときは、あなたが笑い、周りの人々は泣いているような人生を送りなさい
ネイティブアメリカンのことばです。
人が死ぬときに、どんな人がどれだけ集まってくれるか、その人のやってきた人生の価値がわかるそうです。
人生の最後に笑って終われるなんて、とっても素敵ですね。
だから、毎日笑って、喜んで、面白がるほうがいいんですね。
いろいろ自主規制されている時代ですが、そんなときだからこそ、
ほんとうに自分の好きなことや、やりたいこと、
自分軸をじっくり探すことができるチャンスだと思っています。
やりたいことを楽しんでいれば、自然とそれに集中して周りのことも忘れてしまいます。
コロナで日本中が自粛していた時、私は家で一週間好きなことだけをやってみました。
すると、その時はコロナ騒ぎでなにかに怯えるような感覚はすっかり忘れてしまっていて、違う世界にいるようだな、と思えました。
人生楽しんでいると、周りがどんなに騒いでいても振り回されることがなくなります。
好きで楽しめることをどんどんやっていきましょうね。
こひしたふわよ
並木良和さんのことばです。
本来の自分でいられる感覚、
ワクワクする、喜ぶ、楽しい、心地いい、しっくりくるなどのポジティブな性質を総称したことばをまとめたものです。
「こ」、心地よい
「ひ」、惹かれる
「し」、しっくりする、すっきりする
「た」、楽しい
「ふ」、腑に落ちる
「わ」、ワクワクする
「よ」、喜びを感じる
こひしたふわよ、の感覚に従って行動することが、
本来の自分らしい在り方でいられます。
何かを選択するとき、
どっちが心地いいかな、しっくりくるかな、と
自分の内側の意識を向けて、心の声にすなおにいることが、
自分らしくいられることにつながりますね。
あなたに足りないのは、根性ではなくごほうび
ひすいこたろうさんのことばです。
なかなかダイエットに成功しない人も、
1ヶ月で5キロ痩せたら1億円プレゼントします、
と言われた絶対にやり遂げますよね。
人は、わくわくしたら
どんな大変なことでもやりとげちゃう生き物だそうです。
ですので、何回も失敗するのは
根性が足りないのではなく、
わくわくが足りないんだ、と解釈してみてください。
私がライフコンパス を学んだ井上裕之さんも、
毎日のようにジムでトレーニングをされていますが
それは、着たい服をカッコよく着こなしたいからだそうです。
身体に服を合わせるのではなく
服に身体を合わせるために筋肉をつけていくとおっしゃっていました。
そして、服を部屋に飾っておき、たまに試着します。
身体の変化によってカッコよく着こなせるようになる実感が
トレーニングのモチベーションになるそうです。
これは、部屋をなかなかきれいに維持できないにも、
当てはまるかもしれません。
私たちは、根性がないんではありません。
ただ、わくわくするスイッチが押せていないだけかもしれませんね。
楽しむのではななく、面白がるのよ
樹木希林さんのことばです。
希林さんは「楽しむのではなく、面白がるの。楽しむは客観的でしょう、
中に入って面白がるの。面白がらないとやっていけないもの、この世の中」
と言っています。
日本の神話も、面白がるから始まっています。
岩戸隠れの神話は、
素戔嗚尊(スサノヲノミコト)のやんちゃをきっかけに、
太陽の神様、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が穴に引きこもって、世界が闇に覆われたお話です。
なかなか出てくれなくて困った他の神様は、
岩戸の前で楽しく踊り、お祭りをし、大声で笑いました。
その声につられて、天照大御神が、出てこなかった岩戸から
「なんだろう?」と顔を出しました。
その瞬間、みんなの顔(面)が光で照らされて白くなりました。
太陽の神様ですから、みんなの顔が光で照らされたんですね。
それが、面白いの語源になったと言われています。
日本の夜明けは、闇に包まれた世界を、
面白がり、盛り上がり、喜ぶことから始まったようです。
神話が教えてくれる、なんでも面白がることなんですよね。
「できる」ことが増えるより、「楽しめる」ことが増えることがいい人生
斎藤茂太さんのことばです。
努力と経験を重ねると、「できること」はたくさん増えてきます。
ただ、同時に「楽しめること」がそれほど増えていないことに
氣づくかもしれません。
自分の能力をあげて、自分の責任範囲を上げて、出世もしていきます。
それごとに、「楽しみ」よりも「プレッシャー」と「疲労」だけが増えるようだったら、つまらないですね。
あらゆることに「楽しみ」を見つけることができるのは、
人間でしかできない高度な精神活動だそうです。
今の、がんばりが将来の「楽しめる」ことにつながっているか、
今を「楽しめる」ことになっているか。
そんなことを考えていると、感じ方も変わるかもしれませんね。
みなさんの、「楽しめること」がどんどん増えていると、いいなと思います。
長生きの秘訣は、神様仏様お天道様に感謝
泉重千代さんのことばです。
泉重千代さんは120歳まで生きられた方で、
このことばの後に、
「あとはワクワクすることをしなさい」
と言ったそうです。
感謝とワクワクが長生きの秘訣なのですね。
100歳以上生きている方々に、
長生きの秘訣をヒアリング調査したところ、
第1位は食に関することだったそうです。
「好き嫌いなくなんでも食べる」
「腹八分目」
「食べたいものを食べて、好きなことをする」
私が印象的だったのは、
トイレで便をした後に、「便に感謝を伝えてから流す」というものでした。
食べ物に感謝して、身体の栄養となり、その後身体の外に出てきたものに感謝する。
とっても素敵な話だなと思いました。
感謝が感謝を生み、不平が不平をよぶとは正に真理だ
岡田茂吉さんのことばです。
感謝の心は、神さまに通じて
不平の心は、悪魔に通じるから、感謝したほうがいいよ、
と学生のときに教えていただきました。
感謝というフレーズを聞くと、ふと、このことばを思い出すときがあります。
終戦記念日が近づくと、
「平和であることに感謝」というニュースや投稿を見ることが多くなります。
いろんな人の感謝が常に広がるといいな、思います。
この原則が誰にでも当てはまるならば、
常に感謝をしている人は、自然と幸福な人になり、
常に不平不満や愚痴を言っている人は、不幸な人になるということ。
常にラッキーと思っている人は、ラッキーになるのも同じことですね。
感謝する理由がわからないのなら、間違いはきみの中にある
ネイティブアメリカン ミンクアス族のことばです。
現代は不足が不足していると言われる時代ですね。
いろいろと便利で恵まれているから、
関心や感動、感謝がうすれてきているのかもしれません。
今回のコロナ騒動は、家にいることを要請され、
自由に外出したり、お買い物をすることが
しにくい状況となりました。
いつも当たり前だなと思っていたことに
氣づくことができ、家族と一緒にいる時間が大切だと感謝できた人も多いと思います。
私は、この期間というのは
毎日忙しく心や体をすり減らしながら
自分の限界以上に全力疾走していた時に、
一度止まって内観したらどうか、
毎日に感謝したらいいよ、
と考えさせてくれる期間をくれたと思うようにしています。
何か自分の思い通りにいっていないときは、
やり方や考え方を変えた方がいいよ、というサインだと思います。
人生山あり谷あり。
出来事をありがとうに解釈を変えるだけで、
ピンチがチャンスになりますね。
「ありがとう」を言えた自分を褒めよう
「かみさまは小学5年生」のすみれちゃんのことばです。
毎日楽しく過ごす秘訣について、すみれちゃんはこう言っています。
自分を好きになること。
自分を好きでいるから、はじめて「人のため」という氣持ちが出てきます。
私たちは、思っている以上に自分はだめだな、と自分を責めています。
「今日も上司に怒られてダメだな」
「同僚にきついことを言われて、へこんだ」
そんな時は、「そんな日もあるよ」と自分に寄り添います。
そして、
「怒られたけど、ご指導ありがとうございました。と感謝を言えて、自分はえらいな」
「きついことを言われたけど、言い返さないで喧嘩にならなかった。感情コントロールできて私はすごい」
「いつも、ありがとうね。って言えた自分てえらいね」
これを繰り返していると、どんどん氣持ちが明るくなってきそうです。
自分を肯定することばを使っていると、氣持ちが明るくなりますね。
ネガティブな感情の時こそ、自分のことを褒めたいものです。
人の悪口を言うのは、暇な証拠
悪口というのは、
その悪口を言っている本人が、
満たされていない自分の生活の不満を表明しているだけ、
ということです。
実際に、いつも満たされていて幸せな人は
人の悪口を言わないですし
人から陰口を聞かされても、素通りしますね。
むしろ、そういうことばに違和感を感じていたりします。
毎日、やりたいことを一生懸命やる、
仕事を集中してやっていたら、
人の悪口なんて言っている暇なんてありません。
そんな仕事以外のことを考える暇があったら、
一つでも仕事進めたらいいのに、と思っています。
人の悪口や陰口を言ったら、運氣を下げます。
もし尊敬する人にやっとの思いで会うことができて、
悪口や陰口を言っている人とわかったら、
がっかりしますよね。
言うなら、陰口でなく陰褒め!ですね。
どうして自分を責めるのですか?必要な時に他人が必ず責めてくれるんだからいいじゃないですか
アインシュタインのことばです。
自分にまっすぐな人ほど、自分を責めてしまいがちです。
しかし、何かダメなことをしたなら、他人が勝手に責めてくれます。
わざわざ自分から追い込む必要はないんだよ、ということばですね。
長い期間かけて実施してきた実験が失敗とわかった際に、
助手は「残念でしたね」と言いました。
それに対して、アインシュタインは、
「この方法では失敗する事が理解できたから、成功だ」と答えたそうです。
エジソンも、「一万回うまくいかない方法を発見した」と言っています。
研究に対して誰よりも多くの情熱を費やすことができたのは、
誰よりも前向きに捉えられる思考があったのかもしれませんね。
幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ
アランのことばです。
赤ちゃんは、親が笑っているのにつられて一緒に笑うことがあります。
それだけで、赤ちゃんも親もとっても幸せそうです。
そこに、理由はありませんね。
逆に考えると、悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ、
となりますね。
元氣だから動けるのではない、動くから元氣なのだ。
も同じですね。
なりたい自分をイメージしてふりをすると、そのようになっていく。
困難なときほど、幸せのふりをする。
こころの持ち方と、そのように振る舞う行動力がとても大切ですね。
今日も笑ってすごしましょう。
笑いは人間が持つ唯一の武器だ
マーク・トウェインのことばです。
「トムソーヤの冒険」で知られる、小説家のトウェインは、
「不思議な少年」で、このことばを記しています。
主人公のサタンは、不思議な世界に行き、人間の愚かさや残酷さを目の当たりにします。
そこで、笑いの大切さを発見し、主人公のサタンは、このことばを言います。
トウェインは、晩年借金や家族の病氣などが重なり、非常につらい時期をすごしたそうです。
そのような苦難な時期に、笑いの大切さを見出したのかもしれませんね。
日本の神道の神話では、笑いを肯定しています。
天の岩戸で天照大御神さまが隠れた時の神話は、笑いをキーワードにしています。
太陽の神様・天照大御神さまが岩戸から出てきて、
顔(面)が白く照らされたことが、面白いの語源になるほどです。
よく笑い、よく眠る。
これだけで悩みの7割くらいは解決していきそうですね。
微笑みにまさる化粧なし
竹内浦次さんのことばです。
人の第一印象は、7秒で決まるそうです。
人と会うときにには、笑顔がとっても大切。
その人が発することばより、表情というのは最初の印象に影響します。
そういえば、会話が上手な人は笑顔も素敵な氣がします。
自分が笑顔でいると、脳内から快感のホルモンが分泌され、氣分が高まって氣持ちが高まってくるということです。
笑顔の人を見ることでも、同じホルモンが分泌されるため、その人と離れた後もまた会いたくなる作用があります。
例えば、おじいちゃん、おばあちゃんが久々に孫に会って、うれしくて急に氣分が高まり嬉しい氣持ちが続く状態になるのも、そのホルモンの作用なのかもしれません。
笑顔でいると、
会話も弾んでもっと会いたくなる根拠があるということですね。
薬を10錠飲むよりも、心から笑った方が、ずっと効果があるはず
アンネ・フランクのことばです。
病氣の人に、お笑いを漫才を見てもらって、
その後に免疫力の数値が上がったかどうかを検査すると、免疫力が上がっているという研究結果があります。
薬は副作用がありますが、笑いは副作用がありません。
最近、ウィルスの脅威がよく言われていて、伝染病の恐ろしさが伝えられています。
しかし、ウィルスのこわさよりも、
笑うことで嫌な氣持ちを撃退して、幸せになりたいものです。
脳も、笑うことで幸せホルモンを出して幸せに感じます。
笑顔も伝染しますから、どんどん笑顔になる会話や発信をしていきたいですね。
アンネは、幸せになるには笑いが必要だと教えてくれますね。
「愛」は「心」を「受け入れる」と書く
相手のいいところや、悪いところ、
好きなところや嫌いなところを
そのまま拒絶しないで受け入れて、
そのままの状態でよいと許している、ということですね。
私が子供のころに好きだった、キン肉マンの主題歌でも
「心に、愛がなければ、スーパーヒーローじゃないのさ」と歌っていました。
相手は、自分のことを受け入れてくれたと感じたなら、
それだけで心が穏やかになると思います。
愛の漢字のとおり、相手の心を受け入れることが
すばらしい形だと感じられますね。
愛とは想像力です
瀬戸内寂聴さんのことばです。
「愛というのは、人を喜ばせること。人のために尽くすことです。
それには氣持ちの先回りをする。相手は今、何を欲しがっているのかを見抜き、そのことをしてあげる。嫌がることはしない。愛とは想像力です」
とおっしゃっています。
静かに想像してみました。
目の前の人や家族が幸せで笑顔であることを想像すると、
私たちの心にも変化が起きてきます。
そして、自分も幸せで笑顔になってきますね。
瀬戸内寂聴さんの言う愛の本質は、その通りかもしれませんね。
大切なものはね、目に見えないんだよ。目では見えない、心で探さないと
星の王子様のなかで、キツネが王子様に言ったことばです。
王子さまは、バラに振り回されていましたが、
そのバラが王子さまにとってかけがえのないバラだったことに氣づきます。
目には見えなくても、王子さまがバラに費やした愛情や時間がありました。
たとえば、家族を大切にする想いや愛情は、目には見えませんね。
しかし、そこには愛や共有した時間があります。
目に見えないけれど、それがとても大切なことだと、教えてくれることば。
世の中もどんどん変化する中で、目に見える物質的なものだけから、見えないものも大切にしていく時代に変わっていっていますね。
必要なのは知識ではなく思いやりである
チャールズ・チャップリンのことばです。
「必要なのは知識ではなく、思いやり。
思いやりがなければ残るのは暴力だけ。
心に愛を知らぬものだけが憎しみ合う。
人生はもっと美しく、もっと素晴らしいはずだ。」
とチャップリンは言っています。
チャップリンが映画を通して伝えたかったのは、愛だそうです。
機械のように知識だけがある人生を送るのか、
思いやりを持った愛に満ちた人生を送るのか、
私たちは選ぶことができますね。
愛の反対は無関心
マザーテレサのことばです。
お花に水をあげるときに、
褒めながら水をあげる
叱りながら水をあげる
何も言わないで水をあげる。
この3つに分けて実験をしたところ、一番長持ちをしたのは、
褒めたお花。
一番早く枯れたのは、
何も言わなかったお花だそうです。
何も言われないよりも、叱られるほうが長持ちするのですね。
人も同じ。
人に無視をされると、ひどく傷つきます。
褒められるにしろ、叱られるにしろ
人に関心を持ってもらっていると実感するのは、
自分の存在を認めてもらえていると思えるののかもしれません。
周りの人のいいところを見つけて、認めて、ほめ上手になる。
「すごいね」
「カッコいいね」
「よく似合うね」
これらのことばからは、批判の氣持ちは生まれません。
相手の良いところをみつけて褒め上手になり
短所を隠してしまうほど、長所を伸ばしていけるのが一番いいですね。
幸福とは、あなたが考えることと、あなたが言うことと、あなたがすることの、調和がとれている状態のことだ
ガンジーのことばです。
夢を次々と叶える人は、思考、ことば、行動の波長がすべて揃っている人だそうです。
普段考えていること、言っていること、やっていることが揃わないといけないということだと思います。
日月神示でも、口と心と行とを揃えることが大切とあります。
思ってるだけでも、口だけでも良くないってことですね。
行動と3つセットで調和がとれているから、幸せもやってくるんですね。
迷わず行けよ、行けばわかるさ
一休さんや清沢哲夫さんが言ったことばといわれますが、
アントニオ猪木さんの引退試合で有名になったことばですね。
「歩」という字は、止まることが少ないと書きます。
止まらずに一歩一歩進むことです。
今あることに感謝しながら、毎日一歩一歩進む行動をしていきます。
此の道を行けば どうなるのかと 危ぶむなかれ 危ぶめば 道はなし
ふみ出せば その一足が 道となる その一足が 道である
わからなくても 歩いて行け 行けば わかるよ
好きなことを見つけてとにかくやってみる。
「行けば分かるさ」ということばの通り、
なんでもまずはやってみて、そこから学ぶというスタンスを一層大切にしたいな、
と思います。
絶対は絶対にない
織田信長のことばです。
よく聞くと、矛盾したようなことばですが、絶対大丈夫な事と、絶対に不可能なことは、絶対にない、という意味です。
信長は、長男で家督相続は順当にいけば確実でしたが、
あまりにも素行不良だったために、母親が弟を家督にしようとしたそうです。
また、絶対に勝てないと言われていた桶狭間の戦いでは、
家臣からは籠城作戦を提案されましたが、奇襲作戦によって勝利することができました。
現代においても、
「明日のプレゼンの資料をパソコンに保存したから絶対大丈夫。」
と安心しても、パソコンが水に濡れて使えなくなるかもしれません。
絶対ということばにとらわれてしまうと、
安心して油断してしまったり、考えることをやめてしまったりしてしまいます。
どんな時でも考えることをやめなかった信長の名言ですね。
心配しても始まらないことは、心配しないほうがいい
武者小路実篤のことばです。
将来のことを考えて、心配で寝れない人、
まだ起きていないことを心配して、おろおろする人がいます。
でも、起きていないことを考えても仕方ないですよね。
不安の氣持ちばかりが出てしまって、自分の波動も下げてしまい、
ずっと引っ込み思案でいても仕方がありませんね。
マスクがなくなるらしい、トイレットペーパーがなくなるらしい、
という噂が広がって
スーパーに人が殺到して在庫がなくなったことがありました。
その出来事によって、手に入れられなかった人は、
どうしようと悩んでいたことと思います。
悩むより、
今、家にあるものを活用したり、実際に親戚や友人同士で声をかけあって
助け合う方法を考えて行動したほうが、前にすすめますね。
「なるようになる」、
くらいのおおらかさで生きていきたいですね。
反省する必要なんてない
タモリさんのことばです。
30年以上前続いた、笑っていいとも。
司会のタモリさんは、「番組が長続きするコツは?」と聞かれ、
こう答えたそうです。
「番組を長続きさせようと思ったら、反省会なんて開くな」
反省ばかりすると、できていないことばかりに目を向けてしまいます。
できていない、あれもだめ、これもだめ、とばっかり言っていると、
潜在意識にもよくないですよね。
毎日反省会をするのだったら、「今日も一日ありがとうございました。ごくろうさま」と言ってスパッと終わったほうが、次の日も氣持ちよく始めることができるかもしれませんね。
たいして誰も氣にしてないゾ
クレヨンしんちゃん(野原しんのすけ)のことばです。
しんちゃんのお父さんが、家族のピンチのときに急遽会社を休まなくてはならなくなったとき、上司や同僚のことを氣にして罪悪感を感じていたときのことです。
しんちゃんがそのときにお父さんのひろしに言ったことばです。
社員が一日くらいお休みして、倒産になってしまうような会社は少ないと思います。
もちろん、ずる休みはいけないと思いますが、必要以上に周りに氣を使いすぎたり、自己犠牲の精神で無理をしまうのもいけませんね。
しんちゃんが、大人に「ハッ」とさせてくれるメッセージですね。
1年後には同じことで悩んでいない
悩み事の相談を受けたときに、
「1年前に、あなたが何に悩んでいたか覚えていますか?」
と私はよく聞きます。
すると、
大抵は一年前の悩みは覚えていません。
おそらく、一年前も何かで悩んでいたことがあると思いますが、
時間が解決してくれて、悩んでいたことすら忘れています。
今、悩んでいることというのはそんなものです。
悩みというのは、1年後、365日悩みつづけて解決しない問題を悩みというそうです。
災害や病氣等で自分自身でどうしようもない、365日解決できないようなことが悩みです。
1年後に忘れているような悩みは、悩みではありません。
今、悩んでいることも、いつのまにか解決して、1年後には忘れている。
そう考えると、とても氣持ちが楽になりますね。
氣持ちが軽くなれば、深刻になっていたことがバカらしくなってきます。
そして、解決できるような氣持ちになるから不思議ですよね。
不便が不幸とは限らない
斎藤茂太さんのことばです。
科学の発展で、毎日のように便利な世の中に発展しています。
ただ、便利になったからといって、幸せとはイコールではありませんね。
大変だからこそわかる幸せもあります。
先日、駅の階段で転んで、膝をぶつけてしましました。
2日ほど歩くのに苦労しました。
しかし、歩けない経験をするからこそ、普段から健康でいられることや、
回復したときに当たり前に歩けることに、感謝ができました。
怪我をしても、これくらいで済んでよかった、と思えます。
いつも、万象肯定万象感謝ですね。
努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る
井上靖さんのことばです。
希望を語っている人がいれば「この人は努力する人」なのだとわかります。
不満を語っている人がいれば「この人は怠ける人」なのだとわかります。
怠ける人より、努力する人のほうが結果を出すのは明らかですね。
両者を分けるものはどこに目を向けるかです。
どうやら、私たちはつい現状の不満ばかりに目を向ける癖があるようです。
意識的に、意味づけと解釈の力で希望に目を向ける努力が必要なのでしょうね。
陽氣になる秘訣は、明日はきっと良くなると思いこんで暮らすことです
司馬遼太郎さんのことばです。
陽氣であると、毎日が楽しくなり、
楽しいと思っているといいことが起きます。
いいことが起きると、いい連鎖が生まれていきます。
陰氣であると、その逆ですべてはうまくいかなります。
だから人はどんなときも陽氣に暮らしていったほうがいいですね。
どうすれば陽氣になるのかというと、
司馬遼太郎さんは、「明日ははきっと良くなる」と思い込めば
陽氣になれると言います。
「事実は1つ、解釈は人の数だけ」と言うように、
出来事には陰陽両方の側面があって、人の数だけ解釈が存在しています。
「コロナ騒ぎで外出できない」と思うか、「家で家族とゆっくりできる」と思うか。
どちらかに目を向けるかですね。
最近では、家で料理をしなかった人が、家で料理を作るようになり、
「料理の楽しみを発見した!」という人が増えてきているそうです。
氣持ちを、「明日は必ず良くなる」と思っていれば、
毎日の氣分も前向きに、明るいものになっていきますね。
蒔かぬ種は生えぬ
土は、花や野菜、生命を育んでくれます。
赤い花の種を蒔けば赤いお花畑になり、
田植えをすれば、秋には黄金色の稲穂を実らせてくれます。
赤い花の種を蒔いたのに、黄色い花が咲くことはありませんね。
この原因と結果の法則は、私たちにも当てはまります。
私たちの想いが「種」でその「果実」が現実です。
いい結果が欲しいならば、
いい結果をもたらしてくれる種を蒔き、土を耕し続けるしかありませんね。
いいことばを使えば、その言霊にのって、いい現実を引き寄せてくれます。
健康な食べ物を食べ続けていれば、健康な身体を作ってくれます。
もし、最近いいことが少ないのであれば、
それは自分の蒔いた種が良くなかったのかもしれません。
もし、最近いいことが多いのであれば、自分の蒔いていた種が良かったという結果かもしれませんね。
幸福の果実は、感謝の畑に実る
西田栄三郎さんのことばです。
お花や植物は、毎日笑顔で「ありがとう」ということばをかけていると
すてきなお花や立派な果実をつけるそうです。
一方で、無視をしたり、罵倒することばをかけていると
成長しにくかったり、果実も美味しくないそうです。
このお花や果実というのは、自分の心を写す鏡です。
土を耕し、ひまわりのタネを蒔けば、ひまわりが実り、
お米のタネを蒔けば、お米が実ります。
誰でも知っている当たり前のことです。
それなのに、幸福のタネを蒔かずに、
幸福の花が咲くのを待っている人が結構います。
毎日の生活のなかで、
ちょっとした心配りや、ちょっとした感謝の積み重ねで土壌を耕し続けることができれば、
きれいなお花や美味しい果実ができます。
毎日、土を耕しタネを蒔き、仕込んでいかないといけませんね。
凧は風に向いているときに一番高く上がる
ウィンストン・チャーチルのことばです。
凧上げをしようとしても、風が吹いていないと
どんなに必死になって走っても、高くは上がりません。
一方で、そこにいい風が吹いていれば、スムーズに凧は上がってくれますね。
人生もこれと似ていますね。
風が吹いているとときは、スムーズにいくし、
風が吹いていないときには、なかなかうまくすすまない。
今は、風が吹いていないなと思ったら、
風が吹くまでにできる準備をし続けるということだと思います。
いくら準備をしても、
なかなか風が吹いてくれないというときもあるかもしれませんが、
その時はその時で、その期間を楽しめばいいのかな、と思います。
大難を小難に。小難を無難に
日本には毎年大きな台風が来ますよね。
常日頃からしっかり前準備をしつつ、
大きな被害が出ないようにお祈りをし続けるばかりです。
毎日一生懸命がんばっているのに、
いつも前準備をしているのにもかかわらず、
思わぬ災難にあうことがあります。
「大難を小難に。小難を無難に」ということばは、
本当はもっと大きな災難になるはずだった。
でも、それを小さくしてくれてありがたい。小難でありがたい。
と考えようということです。
最近思うのは、
起こった物事に対し、それを大難、小難、無難かを決めるのは自分自身であるということです。
極力物事をいい方向に活かしていくために、
自分自身の判断と行動で、より難が少ない方向へと持っていこうと考えることが大切なのかな、
と思います。
台風の季節には、安全第一でお過ごしくださいね。
神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけ
マザーテレサのことばです。
私たちは成功を望んで挑戦しますよね。
しかし、成功や結果を意識しすぎて、
失敗が怖くなりチャレンジをやめてしまうことがあります。
結果は神のみぞ知るですね。
私たちにできるのは、
今のこの瞬間を一生懸命チャレンジし、
中今に生きるだけなんですね。
受験生の時、
私は浪人をしたので、現役生の時はすごく落ち込みました。
ただ、今考えると浪人生時代も、その時に勉強したことも必要な経験だったんだろうなと思えます。
今日挑戦しているすべての受験生の努力したことが発揮されて、
最良のご縁が結ばれるように、エールを贈ります。
人生の大きな目的は知識ではなく、行動である
バックミンスター・フラーのことばです。
フラーによると、宗教や哲学の理念の学問も、新たな方向の行動ができるようになって、はじめて価値が出はじめると言っています。
体の健康や栄養のことについて、学者のような知識があるよりも、
おにぎり一個を食べるという行動のほうが、実際には体の栄養になります。
知識よりも、現実的な力になるのと同じですね。
願望が潜在意識に刻みこまれれば、行動できる自分になります。
行動ができない自分であるのは、本当はしたいことではないのかもしれませんね。
あなたの心が正しいと思うことをしなさい。どっちにしたって批判されるから
エレノア・ルーズベルトのことばです。
周囲の意見に合わせたり、誰かが引いてくれたレールにそってやっていったとしても、自分のやりたいようにやったとしても、結局は誰かに何かは言われるんですよね。
エリノア・ルーズベルトは大統領の奥様。
ファーストレディですから、夫の政策に対して批判されているところを
一番近くで見ていたのだと思います。
批判ばかりしてくる人はドリームキラーといわれます。
何しても何か言われるのであれば、考えないで自分の感じるままで、自分軸にそって行動するほうがいいですね。
満点は星空だけでいい
明石家さんまさんのことばです。
心の状態がマイナスになる原因は、自分自身にあります。
なんであんなことやったんだろう、
なんでこんなこと言ったんだろう。
無意識に自分を責めていますよね。
そんな自分に氣づいたら、ジャッジしている自分を認めて、寄り添ってあげるとよいそうです。
まなゆいでも
「受入れ、認め、ゆるし、愛する」ということをするといいよと教えてくれていますね。
嫌な感情をジャッジせずに認めて、統合して手放していくと、
モヤモヤから抜けていけるような氣がします。
「満点は星空だけでけでええねん」
とさんまさんは言っています。
100点満点は星空に任せて、
私たちは5点なら5点の自分を受けいれて、
楽しんでいくだけでいいのかもしれませんね。
良い師匠は3年かかっても探せ
武道の世界のことばです。
3年かかって変な修行をするより、
3年かかってもいいから自分に合った良い師匠を探すほうが大事、
ということばですね。
私も、多くの人のところに通って学んできました。
その時、その時の自分に合ったメンターに一瞬のズレもなく出逢うことができました。
以前、TEDでコツコツ努力しているのに伸びる人と時間をかけずに伸びる人の違いがなぜあるのか?
という動画を見ました。
その答えは、良い師匠、良いメンターを持っているか持ってないか、
だそうです。
つまり、人生がうまくいっている人は、
自分に合った良い師匠を持ち、それの真似を徹底的にしているというわけです。
自分よりちょっとすごい人を師匠にするのではなく、
自分より10倍くらい優れていると思える人を選ぶことが、
自分を引き上げてもらえるコツだそうです。
それぐらい、圧倒的に自分から見て「すごいな」と思える人から学ぶことが、
自分の成長につながるということですね。
人生、一生勉強ですね!
努力は必ず報われる。もし報われない努力があるならば、それはまだ努力と呼べない
王貞治さんのことばです。
王さんが、3つの挫折の経験を経て、出てきたことばだそうです。
高校受験で志望校に入れなかった。
高校3年の夏に甲子園出場できなかった。
プロでピッチャーから打者に転向させられた。
しかも、打者に転向してから26打席連続ヒットがなく、
批判を受けました。
そんな挫折から、
1日1000回以上の素振りを毎日することを自分に課し、
それをやり続け、
その結果、ホームラン王になりました。
1万時間の法則というのがあります。
何事も、一人前になるには1万時間必要ということです。
言い換えれば、1万時間やれば、一人前になれるとも言えます。
天才バッターと言われた、王さんが努力をして導きだしたこのことば。
説得力がありますよね。
夜明け前が一番暗い
イギリスのことわざです。
苦難の期間は、終わりかけの時期がもっとも苦しいという意味のことわざです。
つらいことが続くと、いつまでつづくのかな、と不安になりますよね。
しかし、夜明け前が一番暗いと思えば、希望が湧いてきますね。
「辛」に「一」を足すと「幸」になる、
ということばと似ています。
辛い時に一踏ん張りすることで幸せになる。
辛いことは誰にでもありますが、辛いことのあとに必ずいいことがある、
そういう時は、このことばを思い出しながら、
夜明けを待ってみるのもいいですね。
本物は続く。続けると本物になる
東井義雄さんのことばです。
人は初心を忘れたり、日々の忙しさに流されると
決めた行動をやったりやらなかったりします。
しかし、それでも続けていれば、
何かのきっかけに質が高まる瞬間があります。
行動とともに、無駄な部分が削ぎ落とされ、
磨き上げられたということだと思います。
スポーツでも、練習に練習を重ねていると、
急にコツがつかめる瞬間があります。
続けているから、次のステージにいけるようになれるんでしょうね。
行動している人には、励まされることばですね。
他人と比較しない。過去の自分と比較して毎日自己新記録を更新しよう
私の先輩に教えていただいたことばです。
他人と比較して、自分は劣っている、だめだ、と思うことは勿体ないことですよね。
人との比較は、惨めになるだけ。
比較するならば、過去の自分と比較します。
そして、毎日自己新記録が出せているかな、と確認すると氣持ちが楽になりますよ。
野球を始めたばかりの少年が、
大谷翔平選手と比較しても勝てるわけありませんよね。
自分との実力差に悲しくなってしてしまうだけです。
例えば、練習をはじめた頃の少年はまっすぐ投げることすらできなかったのに、まっすぐ投げれるようになった。
半年後には30メートル投げれるようになった。
一年後には60メートル投げれるようになった。
こうやって、過去の自分と比較すると成長が実感できます。
何事でも、同じことが当てはまると思います。
人との比較は惨めになるだけなのでしない、
過去の自分と比較して、毎日新記録が出せるようにコツコツ努力をする。
すると、成長実感でき、元氣になってきますね。
型があるからかたやぶり、型がなければかたなし
中村勘三郎さんのことばです。
歌舞伎の世界で言われる「型破り」とは、
周りの人間と違ったことをやろうとすること。
定型の型にはまらずに違ったやりかたで、
既成のものを打ち破ろうとすることを言うそうです。
しかし、氣をつけることは
型を習得しているからこそ、破るべき型の姿も見えてくるということですね。
型を学ばず、習得もせず、
やみくもに新しいことやっていこうとすると、
型なしになってしまいます。
スポーツでもまずは基本を身につけて、応用編があります。
学校でも社会人でも一緒ですね。
基本のものさしを身につけた上で、
かたなしにならないよう、
型を破っていきたいですね。
微差が大差
井上裕之さんのことばです。
「日本一高い山はどこの山ですか?」
と聞かれたら、ほとんどの日本人が「富士山」と答えることができます。
「では、日本でニ番目に高い山は?」と聞かれたらどうでしょう。
答えることができない人が多いです。
オリンピックの世界記録はコンマ何秒の差で決まります。
世界一の世界記録を持っている人と、世界二位の記録を持っている人では
記録上の数字はコンマ何秒の差ですが、
世界記録保持者とそうではない人ということで
雲泥の差があります。
つまり、一番と二番の差は微差なのに、知名度では大きな差になってしまっていますよね。
初対面の人に会った時に、
翌日の朝にお礼のメールを送れる人と送らない人では、
相手の印象や記憶に残る割合は大きく変わります。
ほんの数分の行動があるかないかで、その微差が大きな差になりますよね。
さらに、そのメールの中で会話の中で印象だった部分や、
相手が喜ぶような内容が書かれていたとしたら、さらに印象は変わってくると思います。
このお礼がメールではなく、手書きのお手紙だったら。
これも微差が大差で、相手に大きく印象が変わってしまうのは言うまでもありません。
また、何かのセミナーや食事会などの会費を支払う時にも、
ただその金額のお札を渡す人と、
きれいな封筒に新札のお金を入れて渡す人では、大きく印象が変わりますね。
相手にいい印象が残れば、次のお仕事の縁などにつながるかもしれませんよね。
では、微差を大差にするためにはどうしたらいいかというと、
この人は一番だな、と思う人の行動を徹底的に真似する。
その微差をコツコツと積み重ねていく。
継続は力なりと言います。
微差の行動を積み重ねたり、微差の行動を一個ずつ増やし続けていくことが
大きな結果の違いにつながっていくのでしょうね。
人間とは、どんなことにでもすぐに慣れる動物
ドストエフスキーのことばです。
むかしむかし、
あるお母さんと小さい子供の親子が、ある夜、すいか畑の横を通りました。
そのお母さんは、周りに誰もいなかったので、
子供に周りに誰もいないか、見張りをさせて、
1つだけすいかを盗もうとしました。
お母さんは手を伸ばした時に、良心がとがめるような氣がしながらも
子供に声をかけました。
母「誰も見ていない?」
子「大丈夫だよ。お月さま以外は誰も見ていないよ」
お母さんはこの一言で、良心の痛みを感じ、子供そばに戻りました。
母「よく言ってくれたね。誰も見ていなくても神さまは見ている。
取り返しのつかないことをしないで助かったよ。ありがとうね。」
この昔話は、どんなことでも最初が肝心。
最初は悪いと思ってやっても、
慣れてしまうと、
罪悪感は薄れて取り返しのつかないことになります。
悪い誘惑も、お天道様が見ていると思えば、
常に自分の信じる正しいことをし続けようと、教えてくれますね。
自分のコントロールできることに集中するだけ
松井秀喜さんのことばです。
自分のコントロールできることに集中する、
というのは松井秀喜さんの決まり文句でした。
松井秀喜さんほどのメジャーリーグで結果を出した一流選手でさえ、
自分のコントロールできることだけに集中していたと言っています。
コントロールできない他人の発言やニュース、思考に
その都度、左右されることくらい、非効率的なことはありませんね。
本当に、最近は必要以上に煽っているのかな、と感じるようなニュースが多いので、情報の管理はとても氣をつけなければなりませんね。
自分の感情や思考、
健康、
誰と一緒にいるのか、
どこにいるのか、
どんな時間の過ごし方をするのか
どんなお金の使い方をするのかなどは
自分で管理してコントロールすることができます。
今は必要な人だけに会って、必要な本当の情報が入るようにして、
コントロールできることに集中しながら
時代の変化に適応してくことが求められているのかもしれません。
緊急事態宣言が出ても、自分のできることに集中するだけですね。
常に必ず良い結果を約束してくれるものは、「健全な態度」です
アール・ナイチンゲールのことばです。
これは、「マジックワード」という話で出てくることばです。
態度とは、人の行動や感情やムードを決定づける、
姿勢や心構えのこと。
それが、他の人の行動や感情やムードを決めてしまいますね。
人は、私たちの態度を見て、私たちが何を求めているかを知ります。
私たちの態度が好ましいものであれば、
接する人は皆その態度を見て、
私たちにとって好ましい態度をとってくれます。
例えば、自分が明るい態度、明るい挨拶をしていると、
それに従って相手も同じ明るい態度、明るい挨拶で接してくれます。
自分のことばや態度が原因となり、
そのとおりの結果をもたらしてくれるということです。
ということは、
自分の態度が鏡のように、人生に反映されるといえますね。
人間の最大の罪は不機嫌である
ゲーテのことばです。
不機嫌は伝染します。
まわりに不機嫌な人がいると不機嫌になり、
機嫌のいい人がいると、機嫌が良くなります。
『トム・ソーヤーの冒険』で、
主人公トムはペンキを塗る仕事を命じられます。
最初は嫌々やっていたのですが、ある瞬間トムはひらめきました。
「わははは!壁にペンキを塗るのは楽しいな!」
と大声を出して笑顔で作業をしていました。
すると人が寄ってきて、
「そんなに楽しいのなら私にもやらせて」
とお願いされます。
わざとトムが断ると、
「リンゴをあげるから代わってほしい」とさらにお願いされ
最後には壁塗りもしてもらって、
リンゴももらってしまうというお話です。
自分が笑顔でご機嫌なら、周りも引き寄せられて、笑顔でご機嫌になります。
だから、自分自身がまずは笑顔でいないといけませんね。
笑う門に福来たる!ですね。
人を幸せにすることに引退はない
カーネルサンダースのことばです。
ケンタッキーフライドチキンで有名な、カーネルおじさんは、
60代までいろんな事業をしましたが、どれもうまくいかなかったそうです。
62歳のときに、レストランで人氣だったフライドチキンのレシピの権利を売るという事業をはじめ、
それが成功して今のケンタッキーの原型となりました。
そして、90歳まで現役で、慈善事業も積極的に行ったそうです。
若い時代にうまくいかなかったとしても、
歳を重ねた後で成功したという事例ですね。
いくつになってもチャンスがある、
いくつになっても人の役に立てる、勇氣を与えてくれるお話ですね。
正しいは一度止まると書く
一度止まって、周りを見回して状況を確認する。
そうすれば、正しい方向が見えてきます。
車でも一時停止があります。
交差点を進む前に、一時停止して、左右の安全確認をすることで、
無事故で運転することができます。
商売や仕事をしていても、売り上げを突きつめていくと、忙しくなります。
そんなときに正しい判断をできる状態でいるためには
立ち止まる時間も必要ということでしょうね。
忙しいときにも、立ち止まって自分や周囲を振り返る、勉強をすることが大切ですね。
知らないことは罪であり、知ろうとしないことはさらに深い罪である
船瀬俊介さんのことばです。
これは、2歳8ヶ月の我が子を風邪薬を飲ませたことで急死させてしまった
お母さんの痛恨の嘆きを聞いた時の、船瀬さんのことばです。
そのお母さんは、
風邪薬が子供を急死させる可能性があるなんて、
思いもしなかったそうです。
その悲劇を通じて、そのお母さんは本を出されたそうですが、
船瀬さんはそのお手伝いをしました。
人生には3つの坂がある、といわれます。
1つめは「上り坂」
2つめは「下り坂」
そして、3つめは、「まさか」。
「まさか」は、後悔先に立たずのこと。
思いもよらないことが、起きてしまって嘆き哀しむことです。
薬を飲むことで治ると思っていたことが、実はそうではなかった。
私はこの話を聞いた時、ショックを受けました。
勉強すれば、今まで常識と思っていたことが、
本当は違ったんだということがたくさんあります。
自分で調べて、ほんとうのことを知って目覚める努力も必要ですね。
利他の心を判断基準にする
稲盛和夫さんのことばです。
利己の心とは、「自分だけがよければいい」と考える心。
利他の心とは「自分を犠性にしても他の人を助けよう」とする心です。
利己の心で判断すると、
自分のことばかり考えているので、協力者があらわれにくく
自分中心ですから視野も狭く、間違った判断をしてしまいます。
利他の心で判断すると、「人のために」という考えで行動するので、まわりの人みんなが協力してくれます。
また視野も広くなるので、正しい判断ができます。
稲盛さんは、このように利己と利他をわかりやすく説明してくれています。
ミツバチが他の動物から尊敬されるのは、勤勉だからではない。他の者のために働くからだ。
ということばもあります。
今、外出を控えようという流れの中で、
医療や物流、小売業の方々はいつも以上にいそがしく働いていただけています。
本当は、自分のことだけ考えて家にいたいのに、
利他の心でお仕事をしていただけていますね。
もし声をかけれる機会があれば、優しい感謝の一言をお伝えしたいですね。
自利とは他利を言う
最澄のことばです。
最澄は、
利他の実践が自分の幸せにつながると説いていましたが、
利他のために自己犠牲をしなさいとは
言っていません。
私たちは、「相手のために、お客様のために」という精神を持って
行動した方がいいですよ、と教えられます。
ただ、どんな理由があっても、自己犠牲だけではいけませんね。
自分を捨ててまで、相手に尽くす必要はないと思うからです。
「利」は「禾」(のぎへん)と刂(りっとう)が組み合わさったものです。
禾は植物をあらわし、刂は刀をあらわす文字です。
そこから、植物を刈り取るところから、現在のメリットという意味がついてきたそうです。
農業だと、タネをまいただけでは育ちません。
太陽、水、土、肥料、益虫、、、いろんな要素があって、お野菜を育ててくれています。
刈り取るにも誰かに手伝ってもらうし、作物を誰かに勝ってもらわないと利益になりません。
利は一方にあらず、自利と利他は常にセットでないといけません。
自利と利他がエネルギーの善循環を起こしてくれそうですね。
道徳なき経済は罪悪。経済なき道徳は寝言
二宮尊徳のことばです。
ビジネス活動をしている人は誰でもわかることだと思いますが、
儲かったら何をやってもいい、ということではないですよね。
倫理観を持って相手、世の中にとってもいいことをしたうえでの利益が大切。
儲かったら何をしてもいい、というのは世の中に受け入れてもらえません。
一方、好きなことだけやっているだけでも良くなくて、
それに儲けがともなっていないと、仕事として成り立ちません。
つらい仕事をしていたら、長続きしないですし、
お金がなければ、好きなこともできません。
この、道徳と経済のバランスがとっても大切ですね。
世直しは余直し
寺岡賢さんのことばです。
世間を正すには、まずは自分から正した方がいい。
政治が悪い、教育が悪い、親が悪い、上司が悪い。
人のせいにするのは簡単ですし、自分もついそういう風に考えてしまいそうになります。
そんな時は、自分も人のせいにして、行動できていないなと思い、反省です。
何事も、誰かのせいにするのではなく、自分のできることを行動する。
人を変えようとする前に、自分を変える。
また、世の中を善くしていこうとすること=余(自分)をよくしていくこと
につながるのかもしれませんね。
幸せな人は意地悪しない
江原啓之さんのことばです。
人を攻撃する人は、不幸でいつも不安だから人を攻撃する。
そして暇だから、人のことを攻撃する。
もし、自分の仕事で一生懸命に働いていたら、人のことなんて見ている暇なんてありません。
週刊誌やネットで誹謗中傷を書いているのをみたり、
意地悪なことばを使っている人を見ると、
「すごく残念だな」、と思います。
そういう人は、考え方、自分が使うことば、感謝の氣持ちが潜在意識に与える影響を、学ぶ機会がなく育ってきたのかもしれませんね。
逆に、幸せな人は、幸せアピールをしません。
幸せな人は、人に言わなくてもじゅうぶんに幸せだからです。
そして、他人の幸せや成長をサポートしようとします。
類は友を呼びます。
幸せな人の波長にあうような、自分であるようにいたいですね。
リーダーとは希望を配る人のことだ
ナポレオン・ボナパルトのことばです。
コロナの影響で、外出制限が延長になったり、自粛が続いたり。
これが続くと、経済的にはとても厳しい状況になっていくことは予想されています。
特に企業を経営されている方、部下を持つ方々はどういう風に今後進んでいけばいいのか悩まれているところです。
そのようなときには、
希望のあることば、前向きな発言をして、周りに希望を与える声かけをしていきたいですね。
特に、ニュースは暗い内容ばかりです。
目配り、氣配り、心配りをして、
相手の立場になって希望を配る人でありたいですね。
「損得」よりも「尊徳」を基準にする
船井幸雄さんのことばです。
今の市場原理主義では、自分が儲けるか、得をするか、「損得」で判断をしてしまうことが多くありました。
しかし、これからは人としての正しいかどうか、「尊徳」に判断基準が移っていくと思います。
人としての価値をあげるには、徳を積む事が大切といいます。
お金がある人は寄付をする、知識がある人は知識を人に与える、
人に親切をしたり、お世話をしたり、ギブギブギブの精神で行動していくと、
徳も積み上がっていって貯蓄となり、自分の価値も上がっていきますね。
「得」するではなく、「徳」を積む
瀬戸龍介さんのことばです。
自分がいいことをしたから、いいことを返してほしい。
徳という考え方を知らないと、
「あの時親切にしたんだから、私が困ってる時は親切にしてくれるはずだ」
と見返りを求めてしまいますよね。
ただ、与えて受け取る法則は、
「あなたのいい行いを返してくれるのは、その行為を受け取った本人とは限らない。」
そうです。
得をするというのは、受け取ることです。
その場ではラッキーと思っても、今までの徳の貯金を減らしています。
何もしなければどんどん貯金は減って、
マイナスになると、いいことでなく悪いことを受け取るようになりそうです。
逆に、いいことをして、相手からお返しを受け取れなかったとしたら、
徳を貯金できます。
貯めれば貯めるほど、あとでもっともっと良いことを受け取れそうです。
結局、徳を積むから得をすることになりますが、
得するだけにならないように、心がけたいですね。
おもてなしは表裏なし
2021年に東京オリンピックが開催されました。
招致の時に、「おもてなし」ということばが流行しましたね。
オリンピック開催の是非はあったものの、
日本の人々の世界の人々をおもてなしの国民性は評価されたのだと思います。
「おもてなし」とは、「もてなし」に、「お」をつけたことばで、
語源はモノを持って成し遂げる、という意味です。
もう1つの意味は、「表裏なし」。
つまりは、「おもてなし」とは、
裏表のない「こころ」でお客様や相手をお迎えするということだと思います。
商売における原理原則は、
お客様を最優先し、お客様を軸に判断と行動をしていくこと。
お客様に対して、表裏のない心を持って、
いいモノとサービスを自信を持ってお渡しすれば、必ずいいことが戻ってきますね。
人の為は偽と書く
「誰のために仕事をしているのですか?」
「お客様のためです、人様のためです。」
自分のことより、他人のことを優先できる人は、優しくて思いやりあがあり、
人間的にもすばらしいな、と感じます。
しかし、人のためにすごく頑張っているのに、
自分がうまくいっていない人がたくさんいます。
なぜでしょうか。
幸せというのは、自分が幸せだから次の人に渡すことができるもの。
親が、「子供のためと」言いながら
身を削りすぎて不幸そうであれば、子供も幸せになれませんね。
世界には、与えたものを受け取る法則があります。
相手に幸せを与えるから、自分が幸せを受け取れる法則です。
自分は不幸でいいから、相手に幸せを渡すことは成り立ちませんよね。
それは、相手のためではなく、
ただ「ありがとう」と言ってもらいたい、良く見られたいだけかもしれません。
自分が幸せだから、相手に幸せを渡すことができる。
すると受け取るほうも幸せが連鎖して、お返しすることができるのでしょうね。
物を大事にすると、物がそれに応えてくれる
船井幸雄さんのことばです。
人や動物はもちろん、物やお金を大事にすると、
その氣持ちが伝わり、物やお金がそれに応えてくれます。
この世には、大事にすると集まり、長持ちする、という不変の法則があるそうです。
イチロー選手が、子供に
「どうやったら野球が上手になりますか?」
と質問をうけたことがありました。
どう回答したと思いますか。
「まずは、バットやグローブの野球道具を大事にしなさい」
と答えたそうです。
野球道具を大事にすれば、野球が上手になり、
お金を大切にすれば、お金持ちになるようです。
トイストーリーのように、私たちの見ていないところで、
大事にしていたものたちが、私たちのために活動をしてくれているのかもしれません。
あるのが当たり前と思っている存在を、あらためて大事にしたいですね。
俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの
ジャイアンのことばです。
これは、ジャイアンがいじめっ子で、
人のものを横取りするようなイメージのことばですが、
実は違うんだそうです。
のび太が小学生になった時に、
無くし物をしました。
その時、ジャイアンが一緒になって無くした物を
探している時のことばなんです。
お前が無くしたものでも、俺の物だと思って一緒に探す。
お前の痛みは、俺の痛み、と心の声が聞こえてきそうです。
ジャイアンて、いいやつですね。
なぜ、テレビの時はいじめっ子なのに、
映画の時はめっちゃいいやつになるのか、
子どものときはいつも不思議でした。
ジャイアンにもいじめっ子といいやつの両方の側面があり、
どこに目を向けるかで、解釈も変わってきます。
物事には全て両面があることを理解して、両方を統合しながらいい面で捉えていけるといいですね。
片手だけでは拍手はできない
空海のことばです。
片手だけでは拍手はできない。
片足だけでは歩くことができない。
右手と左手が感応して拍手になり、右足と左足が感応して歩くことができる。
だから、相手が感応するまで祈り続けなさい。
と空海は言っています。
一人だけでは生きられない、相手がいて一緒にいるから生きられる
ということを教えてくれますよね。
自分のことを45%、相手のことを55%のバランスやっていくと人生がうまくそうです。
自分と相手が50%ずつだと、力が均等になって動きが起こりません。
相手のことを少し多めにできると、
その力とバランスの差から回転がおこり、
よいサイクルが回りだします。
よく、「今、いいサイクルに入った」というのは、
周囲のことを自分のことよりも多く実践することから始まるのかもしれませんね。
朝という字は、十月十日が組み合わさっている
十月十日(とつきとうか)とは、
赤ちゃんがお母さんのお腹のなかにいる日数です。
私たちは、朝を迎えるたびに新しく生まれ変わっています。
ということのようです。
毎朝新しく生まれて、1日を活動する。
そして夜には寝て新しい朝を迎える。
早起きは三文の得と言います。
朝の時間を大切にする人は、新しい一日を大切にしていますね。
早起きをするにはコツがあります。
考える前に、時間になったらガバッと起きる。
「早起きできたら」とか
「起きれない」とか考える前に、
起床の時間になったら、
ガバッと起きて寝ぼけながらも活動しはじめる。
21日も続ければ、それが習慣になって、
早起きがいつもできるようになりますよ。
今は、人間の都合のいいものだけが自然だと思われています
宮崎駿さんのことばです。
このことばの後にはこう続きます。
「蚊やハエは人には要らないものだから自然ではない。
殺したってかまわないんです。
でも、そのような人間中心主義的な考えは根本的に間違いだと思います。
人も獣も木々も水も、皆等しく生きる価値を持っている。」
最近は、人の外出が世界中で減ったおかげで、
空がきれいになり、空氣も澄んできている、
というデータが出たそうです。
人にとって都合の悪いことが、
実は自然にとっては都合のいいことなのかもしれないな、
と思えてしまいますね。
こういう考え方が根底にあるから、
宮崎駿さんの映画は自然を大切にするような映画が多く、
多くの人にも評価をされているのでしょうね。
自然は祖先から譲り受けたものではなく、子孫から借りているのだ
インディアン・ナバホ族のことわざです。
夏に山に行ってキャンプをしたりすると、
日光や川の水や土や風に触れることで、とっても癒されます。
疲れたときに自然の中にいると癒される感覚は誰もがありますよね。
そして、この自然に感謝して大切にしようという氣持ちは誰にもあります。
たしかに、このことばどおり、祖先から「譲り受けた」となると、
自分のものという所有の氣持ちが強くなります。
しかし、「借りているもの」となると、
他人のものだから大切に扱おうと思います。
しかも、自分の子供、子孫は愛おしくてかわいいですから
ますます丁寧に扱おうとなるのも納得ですね。
ご先祖様に自慢できるように、
子孫には恥ずかしくないように自然を返さなければならないんだよ、
とこのことばは教えてくれていますね。
過去はすでに起きた未来、未来はこれから起こる過去
手塚治虫さんのことばです。
時代は巡り、繰り返すといいます。
ただ、全く同じことが繰り返すのではなく、
マーク・トウェインが言ったように
「歴史は韻を踏みながら」少しずつ変わっていくそうです。
世の中が便利になって、人間の仕事をAIに置き換わっていっています。
そしてこれらは、昔の人間ならではの価値観、
人にしかできないことが大切になってくるといいます。
これだけAIが発達しても、
昔の飢饉と同じようなことが今の時代にも起きています。
歴史では、飢饉の後にもよい未来を築いていますね。
そういう意味では、未来を考えるうえでは
江戸時代や縄文時代など、歴史に学ぶことはとっても大切なことですね。
これから大きな変化がありそうですが、
韻を踏み外すことはなく、よい時代になっていくように思えます。
13歳までに民族の神話を学ばなかった民族は滅びる
歴史学者のトインビーのことばです。
民族の神話を学ぶことは、
民族存立の要件であると、トインビーは言っています。
ギリシャ神話や聖書には、「本当にそんなことがあったの?」と思えるような
物語がたくさんあります。
史実かどうか、科学的かどうかは置いておいて、
その民族の神話を学ぶことによって、
自分の出生に誇りを持てるようになるそうです。
米国では、
「聖書を知らなければ、ジョークの多くは理解できない」
とまで言われています。
大統領の即位式でも、聖書の上に手を置いて宣誓します。
それくらい、自国の大切にする神話を学ぶことは大切にされているということだと思います。
日本の神話というと、古事記や日本書紀などですね。
きちんと読んだことがある人は少ないと思います。
私もその一人でしたが、ちょっとずつ読み進めているとはまってしまって、
何回も違う人の解説を見ながら読み直しています。
日本の国は、こうやって建国されて、歴史が作られてきたんだ、
と思いながら読むと面白いですし、日本人であることに誇りが持てるような氣がしてきますよ。
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