Speakingのヒント


Speaking =「英語で考えること」。

上の等式が「英語が話せるようになりたい」の答えです。いろいろな文章を暗記したり、外国の人と話をしたり、もちろんそのようなことも大切なことには違いありませんが、その前にひとつ「英語で考える」頭を作っていきましょう。英語で考えることができれば、それをそのまま口に出せば会話になるのです。言葉につまることもあまりなく、話すことが苦になりません。Speakingを本気で求めるのであれば「英語で考える」ことを目指しましょう。このための方法論をproduction(oral production)といい、普通の英会話の練習とはまったく異なります。そして思っているほどタイヘンなことでもありません。
  1. Word Definition
    やさしい英英辞書を一冊購入し、その中の単語の意味を片端から英語で説明していきます。たとえばbaseballを説明します。さて、できますか? baseballの意味は分かっていてもそれを説明するとなると簡単ではありません。誰でも知っている簡単な単語であってもてこずると思います。まず1000語を目指し、次に2000語に挑戦します。次のような辞書がお勧めです。ある程度慣れてくるころには「英語で考えている自分」が時々顔を出すことに驚きますよ。

    結構分厚い辞書なのでこれに載っている単語を全部行うのは無理。必要な語彙を適当に選びましょう。 Scholastic Children's Dictionary
    こちらの辞書は分量はほどほどですが、語彙の説明は上の辞書の方がわかりやすいですね。 Scholastic First Dictionary

  2. Action Describe
    周りで起きていること、目に入ることをすべて英語で表現していきます。たとえば、電車に乗っています。目の前につり革につかまっている人がいます。さあ、この人が今行っている動作を英語で表現します。「つり革につかまっている」「向かいの座席に座っている」「iPodを聴きながら隣の人と話をしている」などなどです。この方法は手元に辞書がなくともできますよね。単語が出てこなかったら、その部分は日本語で補い。家に帰ったら辞書で確認しておくといいでしょう。
  3. Explanation / Description
    出来事や自分の行為を説明したり、描写したりします。これはword definitonやaction describeと少し重なる部分もありますが、action describeは見た目の動作を表現するにとどまるのにたいして、ここの描写は内面的部分も含まれもっと高度になってきます。たとえば部屋を片付けているとします。なぜ片付けているのか、自分の行為を英語で説明するのです。新聞を読んだり、テレビを見たりして入ってきた情報を、誰か隣にいる人に説明するつもりでやってみましょう。
  4. 独り言
    もうありとあらゆることを独り言しましょう。さっき会った人のこと、これからの予定、今日は何を食べようか、などなど題材は何でもいいのです。
  5. 物語をつくる。
    何かテーマを決める、あるいは主人公を作って、思いつくままに物語を作っていきます。独り言の場合はネタが尽きたりしますので、そういう時は、「そうだ、今日は僕が社長になるまでの話を作ってみよう」と何か事実とは関係のないことでネタを作ります。

    上から下に行くほど高度になってきますので、まず最初は単語のdefinitionからはじめましょう。productionは同時にreadingもしくはlisteningと併用すると効果が大きいです。productionの時にできなかったことがreadingやlisteningの素材の中に出てきたりします。あ、そうかこういう風に言えばよかったのか、となり、productionをやっていなかったならば気に留めなかった語彙や表現の大切さに気がつくようになります。このあたりのことをもっと丁寧に説明している本があります。左メニュの「お勧め教材&資料」から入り、スピーキングのコーナをのぞいてみてください。